日本三國はつまらない?面白い?漫画の評価と口コミ、パクリ説を検証

『日本三國』が気になって検索したら、候補に「つまらない」や「パクリ」が出てきて、ちょっと身構えてしまった。そんな人も多いかもしれません。
2026年春のアニメ化で一気に名前が広まった作品ですが、絵柄にクセがあって文字も多めなので、評判が割れているように見えるのも無理はないかなと思います。
そこでこの記事では、原作漫画について5つのストアのレビュー評価を並べ、レビュー本文で多かった声も数えてみました。パクリと言われる理由や、絵柄の好みが分かれるポイントも、公式の発表と読者の声で確かめています。
ネタバレは作品の導入と作風の説明までにとどめました。評価や配信の情報は2026年10月5日時点のものです。

- 日本三國の漫画はつまらないのか、面白いのかの結論と理由
- 5つのストアの評価と、口コミ・感想に多い声
- パクリと言われる理由と、三国志・キングダムとの関係
- 絵柄や重い描写の好みと、試し読みで確かめたいポイント
日本三國の漫画はつまらない?面白い?結論と理由


三つに割れた日本で、地方役人の青輝はなぜ再統一を目指すのか。ブックライブの新規会員70%OFFなら、最初の大きな区切りまで一気に追えます。
結局のところ、読んで損はないのか。最初に結論を出してから、面白いと言われる理由と、つまらないと感じる人の理由を順に見ていきます。
結論は面白い派が多数、ただし合う人を選ぶ

先に結論をいうと、『日本三國』の原作漫画は「面白い」と評価する読者のほうがはっきり多く、「つまらない」が多数派だという根拠は見当たりません。
2026年10月5日に確認したところ、Amazon・Renta!・コミックシーモア・ブックライブ・めちゃコミックの5か所で、レビュー評価はどれも5点満点の4.0〜4.7でした。
★4以上をつけた人の割合も、いちばん低いめちゃコミックで68%。ほかの4か所は86〜95%ありました。
ただ、誰にでもすすめやすい作品かというと、そこは少し慎重に考えたほうがよさそうです。
レビューを読み比べると、文字や説明の多さ、クセの強い絵柄、序盤から続く重い描写の3つで、合う・合わないがはっきり分かれていました。点数が高いのは、この3つを気にしない人や、むしろ魅力に感じる人が多いから、とも言えますね。
もうひとつ知っておきたいのが、検索で目にする「つまらない」という声には、2026年春に放送されたアニメへの感想がかなり混ざっていること。原作の評判とは分けて見たほうが、自分に合うかを判断しやすくなります(くわしくは後半で触れます)。
面白いと言われる理由は知略と弁舌、濃い人物

まずは作品の骨組みから。舞台は、文明が崩壊して大和・武凰・聖夷の三つの国に分かれた近未来の日本です。地方役人だった三角青輝(みすみ あおてる)が、日本の再統一を目指して戦乱の世に飛び込んでいきます。
小学館は1巻発売時のお知らせで、この作品を「SF大河ストーリー」と紹介していました。物語の入口をもう少し知りたい人は、ネタバレなしのあらすじとジャンルを先にまとめているので、あわせてどうぞ。
そのうえで、レビューで面白さの理由としてよく挙がっていたのは、次の4つです。
- 腕っぷしではなく、知識と弁舌で局面をひっくり返す主人公
- 見慣れた日本の地名が戦場になる、作り込まれた世界観と年表
- 主人公だけでなく、敵役や脇役まで個性が濃い人物
- 関西弁や現代のスラング、古典の引用が混ざる独特の言葉遣い
まず目を引くのが、主人公の戦い方。青輝は武力に秀でた人物ではなく、理屈と言葉で相手を動かしていきます。
Renta!のレビューには、どんな反論も出ないほど理論武装して相手を動かしていくのが見ていて気持ちいい、という声がありました。力ではなく言葉で場をひっくり返す瞬間の爽快感が、この作品のいちばんの売りかなと思います。
世界観については、「設定の作り込みがすごい」「本当にこうなりそう」という感想が目立ちます。単行本の巻末に、2045年から物語が始まるまでの歴史と主要人物の紹介が載っているのがうれしい、というブックライブのレビューもありました。
人物では、悪役でさえただの嫌な人物では終わらない、という声が多め。コミックシーモアには、悪役の平殿器ですら単なる嫌な奴ではないのがおすすめポイント、と書いている人もいました。
言葉遣いの面白さは、ブックライブの書店員さんの紹介文でも触れられていて、「テンポの良い関西弁やシュールなコマ」には思わず笑ってしまう、とのこと。重い話なのに読み味が重くなりすぎないのは、このあたりの効き方が大きいのでしょう。
つまらない理由は文字量と設定、中だるみ

一方で、「合わなかった」「途中でやめた」という声にも、はっきりした傾向がありました。大きく分けると、次の3つです。
1つ目は、文字と説明の多さ。特に第1話の冒頭は、文明が崩壊するまでの経緯を語る説明が続きます。コミックシーモアには、第1話の初めは絵よりもモノローグが多く、読む気が失せる人もいるかも、という指摘がありました。
同じシーモアには、以前の試し読みでは文字の多さに挫折したけれど、1巻の無料公開をきっかけに読み直したら面白かった、という人も。書き込みと文字量が多い群像劇なので、読み切るのにエネルギーを使う、時間があるときにじっくり読みたい、という感想もありました。
逆に、めちゃコミックには、説明が多いところは流し読みしても案外大丈夫、という声も。全部を理解しようと構えなくていい、と覚えておくだけで少し気が楽になります。
2つ目は、設定への違和感です。「日本が崩壊した理由が弱い」「国がここまで荒れているのに、外国が介入してこないのが気になる」「なぜ明治・大正くらいの文明に戻るのか」といった疑問が、コミックシーモアやめちゃコミックのレビューに見られました。
めちゃコミックには、設定にかなり無理がある世界観なので好みは分かれるが、読み始めるとかなり面白い、という感想も。設定の細かいところが気になるかどうかで、評価が割れる部分ですね。
文明が後退した経緯は、作中の年表などで説明されています。気になる人は、時代背景・年表・設定の解説もあわせて読んでみてください。
3つ目は、中だるみを感じる人がいること。序盤には主人公の出番が少ない巻があり、「2巻、3巻と主人公がほとんど出てこない」と感じて読むのをやめた、というシーモアのレビューがありました。
作中で年月が一気に進むため、序盤の熱が薄れていくように感じた、という声もあります。ただ同じシーモアには、4巻でようやく物語が本格的に動き出した、という感想も。序盤の数巻だけで決めずに、もう少し先まで読んでから判断した人もいるようです。
連載のペースも、待たされると感じる理由のひとつになっていそう。2024年3月には約10か月の休載を経て連載が再開されていて、2026年10月4日時点の最新話は7月8日公開の第51話。次回の更新日は「未定」と表示されていました。
評価・評判は?レビューと口コミの傾向


口コミで「ただの嫌な奴ではない」と言われる平殿器は、何者なのか。70%OFFはブックライブの新規会員限定、続きの巻で使うのが得です。
5つのストアの評価は、合わせて2,000件あまり。点数の並び方とレビューに多い声、アニメの評判との違いを数字で追います。
人気はある?5つのストアの点数と受賞・部数

人気があるかどうかは、点数と、公式に発表されている実績の両方で確かめられます。まずは2026年10月5日に確認した、原作漫画のレビュー評価を表にまとめました。
| ストア | 対象 | 評価 | 件数 | ★4以上 | ★3以下 |
|---|---|---|---|---|---|
| Amazon | 1巻(紙) | 4.7 | 1,743件 | 95% | 5% |
| Renta! | 作品全体 | 4.6 | 50件 | 86% | 13% |
| コミックシーモア | 作品全体 | 4.5 | 107件 | 88% | 12% |
| ブックライブ | 1巻 | 4.4 | 89件 | 89% | 11% |
| めちゃコミック | 作品全体 | 4.0 | 50件 | 68% | 32% |
★の内訳は各ストアの表示をもとにしていて、コミックシーモアとブックライブは件数から割合を計算しました。集計のしかたや対象の巻がストアごとに違うので、平均はとらずにそのまま並べています。
表を見ると、5か所すべてが4.0以上で、低い評価はどこも少数派。ただ、めちゃコミックだけは★3以下が3割を超えていて、★2も14%ありました。同じ作品でも、ストアによって評価の割れ方がここまで違うのは興味深いところです。
点数以外の実績も見ておきましょう。『日本三國』はマンガ大賞2023で5位に入っています(同じ5位にもう1作品があり、5位タイ)。
さらに、2026年9月3日に出たTVアニメ続編制作決定のお知らせによると、原作コミックスの累計発行部数は、アニメの放送・配信が始まった4月時点の100万部から、わずか1か月ほどで200万部を突破したそうです。
公式に確認できる人気の裏付け(2026年10月5日時点)
- マンガ大賞2023で5位タイ(マンガ大賞の公式サイト)
- 原作コミックスの累計発行部数が200万部を突破(2026年9月3日、アニメ続編制作決定の発表)
- 単行本は既刊7巻で連載中(7巻は2026年4月10日発売。8巻の発売日は未発表)
- TVアニメ第1シリーズ全12話を放送し、2026年9月3日に続編の制作が決定
とはいえ、受賞や部数は「たくさんの人に読まれている」ことの裏付けで、あなたにとって面白いかどうかの保証ではありません。アニメ化で読者が一気に増えた作品なので、アニメを気に入った人が原作を買い、高い点をつけている面もありそうです。
口コミ・感想に多いのは先の展開とキャラの声

では、レビューの中身はどうでしょう。コミックシーモア(本文が読める81件)、ブックライブの1巻(45件)、めちゃコミック(ネタバレを除く37件)の計163件を読み、どんな話題に触れているかを数えてみました。
| レビューで触れていた話題 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 先の展開への期待(続きが気になる・一気に読んだ など) | 55件 | 34% |
| 絵・作画 | 49件 | 30% |
| キャラクター | 44件 | 27% |
| アニメ | 34件 | 21% |
| 設定・世界観 | 30件 | 18% |
| 残酷さ・重さ | 23件 | 14% |
| 文字や説明の多さ | 19件 | 12% |
| 三国志 | 17件 | 10% |
| 難しい | 10件 | 6% |
| キングダム | 8件 | 5% |
集計のしかた
2026年10月5日に各ストアのレビュー一覧で本文を読み、話題ごとのキーワード(「続き」「楽しみ」「絵」「作画」「キャラ」など)を含む投稿を数えました。
良い意味か悪い意味かは問わず、1件で複数の話題に触れていればそれぞれに数えています。キーワードの選び方で数は多少前後するので、目安として見てください。
いちばん多かったのは、「続きが気になる」「今後が楽しみ」「一気に読んでしまった」という先の展開への期待で、3人に1人がこの種の言葉を書いていました。ブックライブの1巻レビューに付いている感情タグも、上位3つは「#ドキドキハラハラ」「#アツい」「#ダーク」です。
キャラクターへの言及も4人に1人以上。主人公だけでなく、同期のライバルや上官、敵方の人物まで、推しの名前を挙げている人がたくさんいました。
登場人物が多い作品なので、誰が誰だか迷ったらキャラ一覧と相関図で整理してから読むのも手です。
見逃せないのが、およそ5人に1人がアニメに触れていること。「アニメを見て、続きが気になって全巻買った」という流れの投稿が目立ち、2026年4月の放送開始以降に書かれたレビューも多く見られました。
高い評価の背景には、アニメで作品を気に入ってから原作に来た人の声も多い、ということは頭に入れておくとよさそうです。
歴史の知識についての声は分かれていました。「知識がなくても理解できた」「歴史や政治が苦手でも読めた」という人がいる一方で、「日本史や三国志を少し知っていれば、もっと面白いのだろう」という感想も。
知らなくても楽しめるけれど、知っていると楽しみが増える。そのくらいに考えておくと、ちょうどいいかもしれません。
アニメの「つまらない」と漫画の評価は別物

「日本三國 つまらない」で検索すると、2026年10月5日の時点では、上位の結果の半分以上がアニメについての質問や投票、感想でした。ここを原作の評判と取り違えると、作品の印象をかなり見誤ってしまいます。
たとえば、匿名で投票できる「投票トーク」というサイトでは、アニメ『日本三國』について「おもしろい」27%、「つまらない」72%(1,333票)という結果が出ていました。
一方、映画・アニメのレビューサイトのFilmarksでは、同じアニメの評価が4.2(11,986件)。同じアニメでも、集まる人や投票のしくみが違うと、結果は真逆になるわけです。
どちらも原作漫画についての評価ではありません。漫画を読むかどうか決めるなら、前の表のストアのレビューを見たほうが確かですね。
アニメに向けられた「テンポが合わない」「説明が多い」といった声の中身が知りたい人は、アニメの評価と面白い・つまらない理由を別にまとめています。
原作者の松木いっかさんは、TVアニメの放送決定に寄せたコメントで、原作を三国志の「正史」とするならアニメは「演義」の位置づけになる、とたとえていました。アニメは動きや色、声が加わった別の見せ方、ということ。
アニメのテンポが合わなかった人でも、自分のペースで読み返せる原作なら印象が変わる、ということは十分ありえます。
なお、アニメ第1シリーズの全12話は、原作でいうと4巻の終わりあたりまでが目安で、続きは5巻から。アニメで雰囲気を確かめてから原作に入りたい人は、U-NEXTのアニメ日本三國で、第1話から最終話まで見られます。
2026年10月5日時点では見放題の作品になっていて、第1話は無料の表示でした。U-NEXTには31日間の無料トライアルもありますが、条件は変わることがあるので、申し込む前に公式ページで確かめてください。
日本三國はパクリ?三国志とキングダムとの関係


「王
タイトルを見て「三国志の日本版?」と思った人も多いはず。作者の言葉と、よく比べられる作品との違いから整理しました。
三国志がモデルと作者が明言、盗作の根拠はない

まず結論から。『日本三國』が三国志を下敷きにしていることは、作者自身が公に認めています。そのうえで、盗作や権利侵害だと認められたという公式の情報は、2026年10月5日時点で見当たりません。
根拠になるのが、2026年1月27日に出たTVアニメ放送決定のプレスリリースに載った、作者・松木いっかさんのコメント。そこにははっきりと「本作がモデルにしている三国志」という言葉がありました。
三国志は、魏・呉・蜀の三つの国が覇権を争った中国の時代の物語で、昔から数えきれないほどの小説や漫画、ゲームの題材になってきました。三つの勢力が争う構図を借りること自体は、珍しいことではありません。
『日本三國』の場合、舞台は文明が崩壊した近未来の日本で、国の名前も大和・武凰・聖夷とまったく別。登場人物も作者のオリジナルです。
読者の受け止め方も、「日本版三国志のような展開に引き込まれる」「中国の三国志を元ネタにした骨太な物語」といった、オマージュとして楽しむ声が中心でした。三国志や中国の古典から引いた小ネタにクスッとできる、という感想もあります。
SNSには、「三国志のパクリっぽい」という第一印象をつぶやいた投稿もあります。ただ、モデルにしていることは作者自身が明かしていて、隠しているわけではありません。モチーフにすることと盗むことは、まったくの別物ですね。
キングダムや仮面ライダービルドとの違い

三国志のほかに、よく名前が挙がるのが『キングダム』です。集計した163件のレビューのうち8件がキングダムに触れていて、その半分以上が「キングダムが好きな人ならハマる」という、すすめる文脈でした。
ただ、似ているのは「乱世で国を取り合う」という入口まで。古代中国の戦国時代を舞台に、主人公が武力で道を切り開いていく『キングダム』に対して、『日本三國』の主人公は知識と弁舌で戦う人物です。
レビューでも、「キングダムと似た雰囲気はあるけれど、あそこまで熱くはならない。戦闘というより戦略の話」「キングダムより半沢直樹寄り」といった声がありました。
キングダムを思い浮かべる人は多いけれど、自分は封神演義のほうが頭に浮かんだ、という人も。熱いバトルより、駆け引きや交渉の面白さを期待して読むほうが、満足度は高くなりそうです。
意外なところでは、特撮ドラマの『仮面ライダービルド』に似ているという声もあります。2022年8月のYahoo!知恵袋には、日本が三つに分かれる設定と頭のいい主人公がビルドとそっくりではないか、という質問が寄せられていました。
回答では、意図がなくても作品同士が似ることはある、という見方が示されていました。ビルドは日本が三つの地域に分断された世界を舞台にしたヒーローものなので、国が三つに分かれる構図は確かに重なります。
ただ、日本三國の三つの国は三国志から来ている形で、物語も戦記そのもの。中身はかなり別の作品だと思います。
ほかにも、日本三國が刺さった人に合いそうな作品を知りたい人は、日本三國に似てる漫画7選もどうぞ。キングダムを含めて、刺さった要素ごとに選べるようにしています。
絵柄は好みが分かれる?読者の賛否と残酷描写

中身の次は見た目の話。レビューで賛否がはっきり分かれていた絵柄と、序盤から出てくる重い描写について、読者の声を集めました。
絵柄はクセが強い?上手い・下手の両方の声

絵柄は、レビューの中で先の展開への期待に次いで多く語られていた話題で、163件中49件が絵や作画に触れていました。ひとことで言えば、線が太くて書き込みの多い、劇画寄りの力強い絵です。
評価は見事に割れていて、「絵がとても上手くて話が入ってきやすい」「アニメの絵も綺麗だったが、漫画はそれを超えるくらい細かい」という人もいれば、「上手いとは言えない」「癖があって読み手を選ぶ」という人もいます。
おもしろいのは、好みではないと書いた人でも、作品には合っていると認めている感想が目立つこと。
コミックシーモアには、「青年漫画によくある力強い絵で、美しくはないが骨太でエネルギーを感じる」「タッチは好みと違うけれど、物語の重厚感とは合っている」といった感想が並んでいました。
「初めは絵に慣れなかったけれど、読み進めるうちにキャラが魅力的に見えてきた」という、めちゃコミックの声も。最初の数ページで判断せずに1話を読み切ってみると、印象が変わる人もいそうです。
もうひとつ、表紙で敬遠していたという声もありました。単行本を「歴史の本のような装丁」と表現する人もいて、「表紙はなかなか開こうと思わない感じだけど、読んでみたら面白かった」という感想が、めちゃコミックに複数ありました。
絵柄ばかりは、文章で説明されるより自分の目で見るほうが早いもの。日本三國1巻の試し読みで何ページかめくってみれば、自分に合うかどうかはすぐに分かると思います。
グロい・怖いと言われる場面の重さと注意点

もうひとつ、読む前に知っておきたいのが描写の重さ。『日本三國』には、序盤から処刑や流血といった容赦のない場面があります。レビューでも、163件中23件が残酷さや重さに触れていました。
ブックライブには、「始まりは本当にグロいけれど、アニメと違ってモノクロで助かった」という感想がありました。コミックシーモアでも、「冒頭から衝撃的で、読むのに結構覚悟が必要」「流血や処刑がたくさん出てくるので、苦手な人は注意」という声が見られます。
描写そのものより、理不尽な権力者が力をふるう息苦しさがつらい、という人もいました。1巻を読んだときは理不尽さにストレスを感じたけれど、話が進むと目をそらしてはいけない作品だと思えた、というシーモアのレビューが印象に残っています。
また、人物があっさりと退場していく展開もあり、「主要な人物が早く退場しすぎて合わなかった」というRenta!のレビューもありました。好きになった人物が無事でいられる保証はない作品、と思っておくと心の準備ができます。
残酷な描写が苦手な人へ
- 作品の重さは第1話でほぼ分かるので、買う前に1巻の冒頭を読んで確かめるのが確実
- アニメでも同じ出来事が描かれ、色がつくぶん原作のモノクロのほうが見やすかったという声もある
- 一方で、ブックライブの1巻レビューの感情タグには「#ダーク」が入っていて、この重さを魅力に感じる人も多い
向いている人は?試し読みで相性を確かめる

「自分は合うほう?」と迷っている人向けに、ハマりやすい人の特徴と、買う前に確かめたいポイントをまとめました。
ハマる人・合わない人と試し読みの確認点

ここまでの評価とレビューの声をもとに、ハマりやすい人と、合わないかもしれない人の特徴を表にしました。
| ハマりやすい人 | 合わないかもしれない人 |
|---|---|
| 政治の駆け引きや軍略、心理戦が好き | 気軽に短時間で読める漫画を探している |
| 主人公が腕力ではなく知恵と言葉で戦う話が好き | 説明や文字の多い漫画が苦手 |
| 架空の歴史や世界設定をじっくり追うのが好き | 線の太い、クセの強い絵柄が苦手 |
| 重いテーマや権力争いも含めた群像劇が好き | 処刑や流血など、残酷な場面が苦手 |
| 三国志やキングダムのような国盗りの話が好き | 設定の細かい矛盾が気になって入り込めない |
左の列に当てはまるものが多いなら、かなりの確率で楽しめるはず。右の列が気になる人も、ここで読むのをやめてしまうのは少しもったいない気がします。
レビューを見ても、最初は文字の多さや絵柄でためらったものの、読み進めるうちにハマったという人がたくさんいました。
迷ったときにいちばん確実なのは、試し読みで次の3つを自分の目で確かめることです。
- 絵柄:数ページめくって、人物の顔や線のタッチが受け入れられるか
- 文字の密度:第1話の冒頭の説明を、最後まで読み進められるか
- 重い描写:第1話の展開を読んで、この先も読み続けたいと思えるか
この3つは、どれも第1話でほぼ判断できます。ストアの点数を見比べるより、自分に合うかどうかがはっきり分かるはず。
迷っている人が試し読みをするなら、ブックライブの日本三國1巻のページから読むのがおすすめ。
2026年10月5日時点では、1巻と2巻が10月15日までの期間限定で0円の無料版になっていて、第1話だけでなく2巻分をまるごと読めます。
2巻まで読めば、主人公が戦乱に飛び込んでいく導入から、国同士の謀略戦が動き出すところまで追えます。絵柄・文字の密度・重い描写の3つを確かめるには、十分すぎるくらいの量。
無料版には閲覧期限があり、10月15日を過ぎると読めなくなる点には注意してください。期限が過ぎたあとでも、各巻のページから試し読みはできます。有料版の価格は、1巻が759円、4巻が781円でした(いずれも税込・2026年10月5日時点)。
逆に、2巻まで読んでも絵柄や重さがつらいと感じたなら、無理に続けなくて大丈夫。合わない作品に時間とお金を使わずに済むのも、先に試し読みをしておく良さだと思います。
2巻まで読んで「続きが気になる」と思えたら、3巻以降に進むタイミング。ブックライブのトップページには、新規会員限定の70%OFFクーポンの案内も出ていました(2026年10月5日時点)。対象や条件は時期によって変わるので、使う前に公式ページで確かめておくと安心です。
ちなみに、最初の大きな区切りは4巻です。4巻の紹介文にも「聖夷西征編、完結。」とあり、ここまで読むと物語のスケールがつかめます。序盤で迷っている人は、ひとまず4巻を目標にしてみるのもおすすめ。
文字を読むのが不安で、先に映像で雰囲気をつかみたい人は、前の章で紹介したアニメから入る方法もあります。アニメ全12話を見終えたあとの続きは、原作の5巻から。
日本三國の漫画に関するよくある質問

Q1. 日本三國は打ち切りになったのですか?
A. 打ち切りの発表はなく、連載は続いています。2024年3月には約10か月の休載を経て再開していて、2026年10月4日時点の最新話は7月8日公開の第51話。マンガワンでは次回の更新日が「未定」と表示されていました。
4巻の紹介文にある「完結」は、物語の章がひと区切りついたという意味で、作品が終わったわけではありません。
Q2. 日本三國は何巻まで出ていますか?完結していますか?
A. 2026年10月5日時点で、単行本は既刊7巻(7巻は2026年4月10日発売)です。完結はしておらず、8巻の発売日もまだ発表されていません。
Q3. 三国志や歴史を知らなくても楽しめますか?
A. レビューには「知識がなくても理解できた」「歴史や政治が苦手でも読めた」という感想があり、知らなくても楽しめたという人はいます。物語の舞台も、三国志の時代ではなく近未来の日本です。
ただ、日本史や三国志を少し知っていればもっと面白いだろう、という声もありました。
Q4. アニメが合わなかったのですが、原作なら楽しめますか?
A. 合わなかった理由によります。テンポや説明の多さが気になったなら、自分のペースで読み返せる原作で印象が変わることは十分ありえます。
一方、絵柄や重い展開が理由なら原作でも同じなので、まずは1巻の試し読みで確かめるのが確実。アニメ全12話の続きは、原作の5巻からです。
日本三國はつまらない?評価は高め、迷えば試し読み

最後に、この記事のポイントをおさらいしておきましょう。
- 原作漫画の評価は5つのストアで4.0〜4.7。「つまらない」が多数派という根拠はない
- 合う・合わないを分けるのは、文字や説明の多さ、クセの強い絵柄、序盤からの重い描写の3つ
- 検索で目立つ「つまらない」の声はアニメ向けのものが多く、原作の評価とは分けて見る
- 三国志がモデルなのは作者自身が公言していて、盗作と認められた公式の情報はない
- 迷ったら、試し読みで絵柄・文字の密度・重い描写の3つを確かめるのが確実
点数だけを見れば、多くの人に支持されている作品なのは間違いありません。ただ、それ以上に大事なのは、あなたがこの濃さを楽しめるかどうか。知略と弁舌で国を動かしていく物語にワクワクできる人なら、きっと続きが待ちきれなくなるはずです。
読むかどうか迷っているなら、まずはブックライブで読める日本三國の原作の1巻を開いて、第1話の空気を確かめてみてください。

