日本三國アニメ全12話ネタバレ|10話〜最終回の結末と原作の続き

2026年春に放送されたアニメ『日本三國』。「あの回で何が起きたんだっけ」と話数で検索すると、放送前のあらすじ記事や、原作漫画の同じ話数のページが混ざって出てきて、意外と答えにたどり着けないんですよね。
そこでこの記事では、第1話「泰平の誓い」から最終回の第12話「聖夷滅亡」まで、各話で起きたことを結末まで順番にまとめました。公式のあらすじと放送後の振り返り記事、原作漫画の話タイトルを突き合わせています。
最終回で誰がどうなったかまで書いているので、まだ見ていない回がある人はご注意を。見出しから気になる話数だけを拾い読みしてもらって大丈夫です。

- アニメ『日本三國』が全何話で、最終回がどう終わったのか
- 第1話から第12話まで、各話のあらすじとネタバレ
- アニメの各話が原作漫画のどの話にあたるのか
- 続きを読むなら原作の何巻・何話からか、続編の状況
日本三國アニメは全何話?1話〜5話のネタバレ


妻の仇である殿器を前に、青輝はなぜ刃ではなく言葉を選んだのか。ブックライブの初回70%OFFなら、アニメ最終回のその先まで一気に追えます。
全部で何話あって、最後はどこで終わったのか。まずそこを押さえてから、青輝が故郷を出る第1話から、辺境将軍隊が出陣する第5話までを順に振り返ります。
アニメは全12話、最終回は第12話「聖夷滅亡」

結論から言うと、TVアニメ『日本三國』は全12話です。2026年4月6日から6月22日まで、TOKYO MXやBS日テレなどで毎週月曜の24時に放送されました。
配信はPrime Videoが前日の日曜21時に世界最速、U-NEXTが月曜21時の地上波先行という並びでした。見返したい人向けに書いておくと、U-NEXTの日本三國の配信ページでは第1話から第12話までが見放題で並んでいます(2026年9月27日時点)。
最終話は第12話「聖夷滅亡」。大和と聖夷の戦争、原作でいう「聖夷西征編」の決着がここで描かれました。
ただ、12話で物語そのものが終わったわけではありません。原作漫画は今もマンガワンで連載中ですし、アニメも2026年9月3日に公式サイトで続編の制作決定が発表されています。
放送時期や、テレビシリーズなのかといった形はまだ明かされていないので、「2期はいつ?」への答えは今のところ「未定」ですね(2026年9月27日時点)。
各話で何が起きたのかを、先に1行ずつ並べておきます。気になる話数が見つかったら、下の各話の見出しへ進んでください。
| 話数 | サブタイトル | この回で起きたこと |
|---|---|---|
| 第1話 | 泰平の誓い | 妻の小紀が処刑され、青輝が乱世を変えると誓って旅立つ |
| 第2話 | 登龍門 | 大阪で芳経と出会い、龍門光英の仕官試験に挑む |
| 第3話 | 朝議 | 2人とも合格し、3年後の朝議で殿器の独断が明らかに |
| 第4話 | 聖夷政変 | 監事の青輝が軍を正す一方、聖夷では桜虎が政権を奪う |
| 第5話 | 辺境将軍隊、出陣 | 賀来が隊の寝返り論を封じ、辺境将軍隊が出陣する |
| 第6話 | 開戦前夜 | 聖夷軍が山を越えて九頭竜城へ攻め込み、戦争が始まる |
| 第7話 | 金沢夜襲 | 金沢で殿継と菅生が夜襲を受け、長尾は狙撃されて死亡 |
| 第8話 | 龍虎決戦 | 龍門が空城の計で桜虎を退けるが、火傷と矢傷を負う |
| 第9話 | 泣いて弥々吉を斬る | 弥々吉が汚名をかぶって処刑され、桜虎は威光を取り戻す |
| 第10話 | 仇敵再会 | 青輝が皇城で殿器と再会し、帝に撤退の勅書を求める |
| 第11話 | 薪に臥して天を諭す | 撤退は敵を誘い込む偽装で、帝が自ら撤退を命じる |
| 第12話 | 聖夷滅亡 | 大和が勝つものの桜虎は暗殺され、青輝たちは投獄される |
ここから先は最終回までのネタバレを含みます
- 第1話・第7話・第9話・第12話では主要人物が命を落とします
- 「日本三國 10話」で出てくるマンガワンの「第10話」は原作漫画の話で、アニメ第10話とは中身が違います
- アニメと原作は話数の数え方が別(対応は後半の表で紹介)
第1話「泰平の誓い」妻を奪われた青輝の舌戦

舞台は、文明が崩壊したあとの近未来の日本。国は大和・聖夷・武凰の3つに分かれ、ふたたび戦国の世に戻っています。
主人公の三角青輝は、大和の愛媛郡で司農官として働く青年。妻の東町小紀と、つつましく暮らしていました。
そこへ大阪都から現れたのが、大和の実権を握る内務卿・平殿器の一行です。ジャガイモで転んだだけの男が車裂きの刑に処される場面から、その冷酷さが伝わってきます。
同じころ、税を何重にも取り立てる税吏がやってきましたが、小紀は口でも力でもこの税吏を追い返してしまいました。
ところが翌朝、小紀は処刑されてしまいます。その場に立っていたのは、殿器とその部下たち。第1話から容赦のない展開ですね。
怒りに任せて殿器を討つこともできたはずの青輝は、そこで踏みとどまりました。選んだのは、言葉で戦う道です。
画面に「知行合一」の文字が映し出されるなか、青輝は殿器との対話に臨みます。税吏の非を突いて、殿器に税吏の首をはねさせる。殿器本人には、兵法書『孫子』虚実篇の一節を口にして向き合いました。
対話を終えた青輝は、変わり果てた小紀を前に泣き崩れます。エンディングのあと、季節は大和暦57年の春へ。青輝は、小紀が生前に話していた辺境将軍・龍門光英を頼って大阪へ向かいました。
サブタイトルの「泰平」は、戦のない平和な世のこと。「泰平の世を築く」という誓いを胸に、乱世を終わらせる道へ踏み出す回でした。
アニメ!アニメ!の反応まとめでは、「最高に尖ってる!」「今期の覇権あり得る」といった声が紹介されていました。暴力ではなく理屈で相手を追い込むのがこの作品の主人公なんだ、と第1話で伝わる作りになっています。
第2話「登龍門」と第3話「朝議」のあらすじ

第2話で青輝は大阪へ。安宿の近くで、名家の出で武芸に優れた阿佐馬芳経と出会います。人を見下す野心家で、青輝とは何から何まで正反対の男です。
同じころ、辺境将軍の龍門光英は、武凰との長篠の戦いに援軍として決着をつけて大阪へ凱旋。のちに大きな役割を担う軍師・賀来泰明も、この回で初めて姿を見せました。
龍門の仕官試験「登龍門」の条件は、龍門の膝を地面に着かせること。力ずくで挑んだ受験者は次々に失敗し、芳経が刀を抜いて龍門の脚を狙ったところで第2話は幕を閉じます。
続く第3話では、刀ごと押さえ込まれた芳経が、刀を手放して回し蹴りを入れ、見事に龍門の膝を着かせて合格。一方の青輝は、自分から膝をつきました。
差し出したのは、辺境の土地を開墾して食糧と兵をまかなう屯田の「農政改定案」。その価値を認めた龍門が自ら跪き、青輝も合格です。武の芳経と知の青輝、合格の仕方がそのまま2人の紹介になっているのがうまいところ。
物語はそこから約3年後の朝議へ飛びます。青輝の屯田策は成功し、辺境の軍は力をつけていました。ところが殿器が、帝に断りなく聖夷へ無条件降伏を迫る書状を送っていたことが発覚。抗議した者たちは、殿器の部下に首をはねられてしまいます。
聖夷の側では、のちの宿敵・輪島桜虎が初登場。青輝は監事、芳経は武庫令補佐という役目を言い渡されます。反対する者を容赦なく消す殿器の怖さが、はっきり描かれる回でもありました。
第4話「聖夷政変」と第5話「辺境将軍隊、出陣」

第4話の青輝は、辺境将軍隊の監事として賄賂を突っぱね、軍法どおりに処分を下していきます。腐った組織を正す姿には、称賛と反発の両方が集まりました。
一方の聖夷では大事件が起きます。大和からの降伏勧告に反対する輪島桜虎が、長尾武兎惇らとともに首都の聖籠でクーデターを起こしたのです。降伏に賛成する官吏や将兵が次々と暗殺され、大統領も死に追い込まれました。
新しい政権の総帥になった桜虎は、大和の打倒を宣言。政府が隠し持っていた米で民に粥をふるまい、あっという間に民の心をつかみます。
第5話では、龍門が帝に出兵を願い出ますが、殿器が反対。聖夷の長尾武兎惇から投降の申し出があり、殿器は帝を言いくるめて、息子の平殿継に兵を率いさせる段取りをつけます。龍門は罠だと警告したものの、帝は認めてしまいました。殿継はここが初登場です。
辺境将軍隊の中でも、守山金汰らが「桜虎に寝返るべきだ」と言い出します。これを筋道立てて退けたのが賀来で、桜虎の独裁ぶりを説いて論破。守山は、監事の青輝の指示で流刑となりました。
出陣の日、大阪に残る青輝は、属員の配置や守山につけた護衛の多さを怪しみ、あの集会すら賀来の策だったのではないかと芳経に打ち明けます。そこへ現れた賀来が残していったのが、「薪に臥して天を諭すべし」という謎めいた言葉。実はこれ、第11話のサブタイトルそのものです。
議論が中心の地味な回に見えて、あとの展開につながる仕込みがいちばん多いのが第5話。守山の護衛の意味は第11話で明かされるので、5話の解説を探している人は第11話の見出しもあわせてどうぞ。
アニメ6話〜9話のネタバレと感想、聖夷西征の攻防


大阪に残された青輝が、なぜ聖夷の狙いを福井と読めたのか。70%OFFはブックライブの新規登録1回きり、続きの5巻に回すのが得です。
ここからは大和と聖夷の戦争、いよいよ聖夷西征の本番。出来事の流れに加えて、アニメ!アニメ!の反応まとめで紹介された視聴者の声も添えていきます。
第6話「開戦前夜」青輝が読んだ聖夷の狙い

殿継は帝の命を受け、辺境将軍隊の右中将・菅生強とともに金沢へ向かいます。菅生が聖夷の罠かもしれないと指摘すると、殿継は激怒して菅生を縛り上げ、そのまま進軍を強行。菅生は縛られたまま、金沢城の宴に連れ出されました。
龍門は、殿継が手取川を渡ったと聞いて本隊の進軍を止めます。賀来も宴での奇襲や毒殺を警戒し、福井へ引き返す案を出していました。
この回の見どころは、大阪で留守を任された青輝の推理です。青輝は経済の面から「金沢は戦場にならない」と読み、桜虎が進めていた屯田は白山を越える道を整えるためのものだったと見抜きます。聖夷の本当の狙いは福井、それも奥越だ、と。
前線の龍門と賀来、そして大阪の青輝。離れた場所でそれぞれが聖夷の手を読み合う構図は、知略が武器のこの作品らしい面白さかなと思います。
そして聖夷軍7万が山を越え、奥越の九頭竜城へ攻め込みます。守る兵はわずか2千。城将の佐藤義長は首を差し出す覚悟もしながら、部下とともに戦う道を選び、ついに大和と聖夷の戦争が始まりました。
反応まとめでは「かっこよすぎてドカ泣き」「最高のモブ将」と、佐藤義長をたたえる声が紹介されていました。同じ記事では、殿継役・村瀬歩さんの演技が上手すぎると話題になったことも取り上げられていました。
なお、「日本三國 6話」で検索すると原作漫画の第6話も出てきますが、そちらはアニメ第4話と同じ題名の「聖夷政変」の回。アニメの第6話を探している人は、題名の「開戦前夜」を目印にしてください。
第7話「金沢夜襲」殿継と菅生、長尾の最期

九頭竜城は開戦から7時間で落ち、城将の佐藤義長も命を落とします。龍門は、領土は取り戻せても人は生き返らないとして、兵を退く決断を下しました。
一方、先に金沢へ入っていた殿継たちは、開戦を知らないまま長尾武兎惇のもてなしを受けていました。その夜、長尾が夜襲をかけます。
殿継の部下・玉置准一が菅生の盾となって命を落とし、縛られたままの菅生は体術だけで敵を圧倒。菅生に銃口が向いた瞬間、先に引き金を引いたのは殿継でした。
玉置の亡骸を前に、殿継は菅生に非礼を詫びて縄を解きます。脚を負傷した殿継を、今度は菅生が背負って逃げることに。第6話では鼻持ちならない若様だった殿継が、ここで一皮むけるんですよね。
待ち伏せていた長尾が2人を撃とうとしたそのとき、賀来の手配で潜んでいた左中将・長嶺士遼が長尾の心臓を撃ち抜きます。長尾はそのまま絶命。菅生と長嶺は金沢の聖夷軍を打ち破り、福井の龍門のもとへ戻りました。
5日後の大阪では、青輝が「民衆をあおって開戦の口実をつくった誰かがいる」と指摘し、賀来の言葉から何かを思いつきます。
反応まとめには「このペア最高」「ちゃんと謝れて偉いぞ!」といった声が並んでいました。いがみ合っていた殿継と菅生が背中を預け合う流れは、7話の感想でいちばん語りたくなるところかも。
第8話「龍虎決戦」と第9話「泣いて弥々吉を斬る」

第8話、桜虎は奇襲で奥越を押さえ、さらに兵を進めます。兵力で劣る龍門が選んだのは、あまりにも大胆な一手でした。
夜の九頭竜川、その橋の上に白装束で一人座り、茶を点てて桜虎を待つ。三国志の諸葛亮の逸話でも知られる「空城の計」でした。
桜虎はハッタリと見抜いたうえで突き進みますが、強風で馬の体勢が崩れて龍門を討ち損じます。倒れた灯りの火が龍門の体に燃え移り、桜虎の矢も刺さる。それでも雨で火が消え、龍門は半身の火傷と矢傷を負いながら生き延びました。
龍門の気迫に押され、伏兵がいると疑った桜虎は兵を引きます。反応まとめで紹介されていた「孔明の罠ならぬ龍門の罠w」という声は、まさにこの場面へのツッコミでした。その裏で、賀来はしきりに咳き込んでいました。
第9話。空城の計に退いた桜虎は、結果だけを見た者たちに責められ、威光が地に落ちていきます。大和の陣では、傷を負って戻った龍門を見送った直後に、賀来が力尽きたように倒れ込みました。
そこで動いたのが、参謀の閉伊弥々吉です。弥々吉は「自分が桜虎を操っていた」という告発文を自ら広め、疑いを一身に集めて罷免されます。さらに総帥の暗殺をねらう謀反をわざと起こし、失敗して捕らえられました。
父の覚悟を分かっていた息子の弥輔は、正しい道を示すために処刑すべきだと桜虎に頭を下げます。桜虎は涙ながらに弥々吉を処刑。弥々吉は最後まで悪役の筋書きを通したまま死に、その犠牲と引き換えに桜虎は強い支持を取り戻しました。
敵側の参謀が、主人公側のどの見せ場にも負けない重さで退場していく。9話の感想としては、ここに尽きるかなと思います。反応まとめでも「泣くわこんなん」という声が紹介されていました。
そして回の最後、聖夷の軍師の死をまだ知らない大阪で、青輝がついに動き出します。
日本三國の10話から最終回12話までのネタバレ


牢に入れられた青輝が、どうやって殿器に立ち向かうのか。今日ブックライブで70%OFFを受け取れば、平家追討編は今夜から読めます。
賀来が倒れ、大和が追い込まれたところから、物語の中心はふたたび青輝へ。帝の前での論戦から最終回の決着まで、3話を続けて見ていきます。
第10話「仇敵再会」青輝が求めた撤退の勅書

弥々吉の犠牲で威光を取り戻した桜虎は、ふたたび攻勢に出ます。聖夷が用意したのは「冬将軍作戦」。大和の援軍と攻め手を北陸の極寒の地へ誘い込み、寒さで消耗させて勝つという策でした。
大和の側では、賀来が倒れた理由が明かされます。重い持病をいくつも抱えながら、従軍を続けるために強い薬を使い続けていたのです。
戦の行方と龍門たちの命運は、青輝に託されました。青輝は帝に会うため皇城へ向かい、そこで因縁の相手と顔を合わせます。青輝にとっては妻の仇にあたる内務卿、平殿器。殿器のほうも、小紀の処刑を覚えていました。
殿器は、この事態を招いたのは龍門だとして軍の指揮権を取り上げ、自分を後任にするよう求めます。大臣たちが賛成に回るなか、異を唱えたのが青輝でした。
売名だと冷笑する大臣たちを、青輝は理詰めで言い負かしていきます。反応まとめで「青輝のターン!」「レスバ2回戦」と紹介されていたのは、まさにこの場面でした。
では誰が後任にふさわしいのかと殿器に問われた青輝は、ふさわしい者はいないと答え、福井に援軍を送るべきではないと言い切ります。そのうえで帝に撤退の勅書を求めて、第10話は幕を閉じます。
妻の仇を前にしても、青輝は復讐より戦を終わらせる策を優先しました。題名は「仇敵再会」でも、感情をぶつけ合う回ではないところが青輝らしいですね。
ちなみに、アニメ第10話と同じ「仇敵再会」という題名の原作は第17話です。「日本三國 10話」で出てくるマンガワンの第10話は「辺境将軍隊、出陣」の回で、アニメでは第5話の題名にあたります。
第11話「薪に臥して天を諭す」偽装撤退と帝の決断

青輝が求めた撤退は、負けて逃げるためのものではありませんでした。正体は、敵を誘い込むための偽装撤退です。
手本にしたのは、島津家の戦法「釣り野伏せ」。勅書を出させることで聖夷に本物の撤退だと信じ込ませ、越前県の織田へおびき寄せて、伏兵と廃車の山で一網打尽にするという筋書きでした。
伏兵の正体は、第5話で流刑にした守山に付けていた護送兵およそ200人。第5話の護衛の多さは、ここにつながっていたわけです。足りない兵力は、地形と旧文明の廃車で補います。
帝の藤3世が「廃車」を「歯医者」と聞き違える、ちょっと笑える一幕もはさまりました。重い話が続くなかで、こういう抜きどころがあるのもこの作品のいいところ。
殿器は、援軍を送って完膚なきまでに叩くべきだと反対します。青輝は、戦が長引けばそれだけ多くの命が失われると反論し、「戦わずして勝つ」という考えを説きました。
最後に決めたのは帝自身です。藤3世は自分の頭で考え、多くの命を失いたくないとして撤退の勅命を下しました。青輝は勅書を芳経に託し、芳経は龍門のもとへ走ります。
そのあいだにも聖夷の側では、桜虎が大聖寺で殿継の軍に襲いかかっていました。
サブタイトルと作戦の元ネタ
- 登龍門(第2話):鯉が急流の竜門を登りきると竜になる、という中国の故事から。出世のための関門のたとえ
- 空城の計(第8話):三国志で諸葛亮が城門を開け放ち、敵に伏兵を疑わせて退かせたとされる計略
- 泣いて弥々吉を斬る(第9話):規律のために愛する部下を処断する故事「泣いて馬謖を斬る」のもじり
- 薪に臥して天を諭す(第11話):第5話で賀来が青輝に残した言葉。「臥薪嘗胆」の「薪に臥す」を思わせる
- 釣り野伏せ(第11話):おとりが退いて敵を誘い込み、伏兵で囲む島津家の戦法
最終回の第12話「聖夷滅亡」勝利のあとの結末

最終回、龍門の軍は青輝の筋書きどおりに撤退を始め、芳経が最後尾で敵を食い止める殿(しんがり)を務めます。
聖夷の側も大和の狙いには気づいていて、冬将軍作戦で一網打尽にしようと構えていました。それでも最後は織田の一本道へ誘い込まれ、廃車を使った罠で軍は壊滅。多くの兵が命を落とし、捕虜となった桜虎は休戦を約束します。
その陰で、賀来は治療を拒んで撤退に加わり、帰り道で静かに息を引き取りました。「泰平の世」の夢を託して逝く、第1話の誓いとも重なる別れです。
同じころ、残るもう一つの国・武凰でも動きがありました。初代武凰帝の鳳条桃邦が大阪への侵攻を取りやめ、首相兼軍師の武蔵守重楼、そして帝を動かした青輝に興味を示す大皇媛仁が姿を見せます。
1か月後の「浪速講和会議」では、平和のための国際機構「日本連盟」がつくられ、加賀省は大和と聖夷の共同統治と決まりました。
ところが話はここで終わりません。講和会議からの帰り道、桜虎が聖夷の制服を着た者に襲われ、暗殺されてしまうのです。青輝は、その犯人が殿器だと見抜きました。
殿器は警備の甘さを理由に龍門を投獄し、抗議した青輝たち辺境将軍隊の34人も同じ罪で牢に入れます。帝は政治の力を持たない「象徴」とされ、大和の実権は殿器の手に。さらに暗殺の責任を聖夷になすりつけて講和を白紙に戻し、宣戦布告して聖夷へ攻め込みました。
題名の「聖夷滅亡」は、この結末まで含めてのものだったんですね。獄中の青輝が、殿器への雪辱と大和を根本から変える覚悟を固めたところで、アニメは幕を下ろしました。
反応まとめには「神アニメ」「圧巻の一言に尽きる」という声とともに、「まさかの主人公投獄エンド」という驚きも紹介されていました。戦には勝ったのに、主人公が牢の中で終わる。このギャップが、続きを見たくなる強い引きになっています。
アニメは原作の何話まで?続きと続編の情報

最終回のあと、投獄された青輝たちはどうなるのか。原作漫画で続きを追うときの入り口と、アニメ続編の今の状況をまとめます。
アニメは原作第21話まで、続きは5巻の第22話から

アニメの最終話「聖夷滅亡」は、原作漫画の第21話「聖夷西征⑱聖夷滅亡」と同じ題名です。単行本でいうと4巻の終わりで、4巻の紹介文にも「聖夷西征編、完結。」と書かれています。
なので、アニメの続きを読むなら原作5巻の第22話から。マンガワンでは第22話「平家追討①平皇后崩御」から、新しい章の「平家追討編」が始まります。
実は、アニメの各話のサブタイトルは、どれも原作の話タイトルから取られています。マンガワンの話一覧と照らし合わせて、1枚の表にまとめました。
| アニメ | サブタイトル | 同じ題名の原作の話(マンガワン) |
|---|---|---|
| 第1話 | 泰平の誓い | 第1話 泰平の誓い |
| 第2話 | 登龍門 | 第3話 登龍門 |
| 第3話 | 朝議 | 第4話 聖夷西征① 朝議 |
| 第4話 | 聖夷政変 | 第6話 聖夷西征③ 聖夷政変 |
| 第5話 | 辺境将軍隊、出陣 | 第10話 聖夷西征⑦ 辺境将軍隊、出陣 |
| 第6話 | 開戦前夜 | 第12話 聖夷西征⑨ 開戦前夜 |
| 第7話 | 金沢夜襲 | 第14話 聖夷西征⑪ 金沢夜襲 |
| 第8話 | 龍虎決戦 | 第15話 聖夷西征⑫ 龍虎決戦 |
| 第9話 | 泣いて弥々吉を斬る | 第16話 聖夷西征⑬ 泣いて弥々吉を斬る |
| 第10話 | 仇敵再会 | 第17話 聖夷西征⑭ 仇敵再会 |
| 第11話 | 薪に臥して天を諭す | 第19話 聖夷西征⑯ 薪に臥して天を諭す |
| 第12話 | 聖夷滅亡 | 第21話 聖夷西征⑱ 聖夷滅亡(4巻) |
| アニメの続き | ― | 第22話 平家追討① 平皇后崩御(5巻) |
確認日は2026年9月27日。アニメの第○話と原作の第○話は数字が一致しないので、話数ではなく題名で照らし合わせるのがコツですね。
題名に使われていない原作の話も、たとえば第2話「青輝上阪」はアニメ第2話で、第20話「賀来の退き口」はアニメの最終回で描かれていました。
公式で確認できたアニメの範囲と続き(2026年9月27日時点)
- アニメ最終話は、原作第21話「聖夷西征⑱聖夷滅亡」と同じ題名(マンガワン)
- 4巻の紹介文は「聖夷西征編、完結。」、5巻は「平家追討編、開幕!!」(ブックライブ・小学館の作品ページ)
- 原作第22話は「平家追討①平皇后崩御」(マンガワン)
- アニメの続編は2026年9月3日に制作決定、放送時期と形は未発表(公式サイト)
5巻の紹介文は、投獄された龍門や青輝たちのその後から話が始まることを予告しています。アニメの最後の場面から、そのまま地続きで読めるということです。
電子書籍で読むなら、ブックライブでは1〜7巻が配信中でした(2026年9月27日時点)。価格は1〜3巻が759円、4巻と5巻が781円(いずれも税込)で、1〜5巻のページには試し読みもありました。
続きだけ追いたいなら5巻から、アニメで見た場面を原作で細かく確かめたいなら1巻から。入り口を選べるのは原作ならではですね。ブックライブの日本三國の作品ページから、配信中の巻の一覧と試し読みをたどれます。
初めて登録する人向けには、トップページと会員登録のページに「新規会員限定70%OFFクーポン」の案内が出ていて、登録ページのバナーには「ほぼ全作品対象」とありました(2026年9月27日時点)。
このクーポンを5巻に使えば、続きの1冊目をかなり安く読み始められるはず。細かい条件は変わることがあるので、登録する前にブックライブのページで確かめてくださいね。
ほかのストアや、マンガワン・裏サンデーで無料で読める範囲も比べたい人は、日本三國の漫画を無料で試す方法と最安ストアで詳しく整理しています。
アニメの続編は、2026年9月3日に公式が制作決定を発表し、新規カットを加えた続編制作決定映像と、原作者・松木いっか先生のコメントも公開されました。
ただ、放送時期や形、話数はまだ発表されていません。続報を待つあいだに原作で先を読んでおくのも、ひとつの楽しみ方かなと思います。
日本三國アニメのよくある質問

Q1. 日本三國のアニメは全何話ですか?
A. 全12話です。2026年4月6日から6月22日まで、TOKYO MXなどで毎週月曜24時に放送されました。
最終話は第12話「聖夷滅亡」で、大和と聖夷の戦争を描いた「聖夷西征編」がここで完結しています。
Q2. アニメは原作漫画の何巻・何話までですか?
A. アニメの最終話「聖夷滅亡」は、原作の第21話「聖夷西征⑱聖夷滅亡」と同じ題名で、単行本では4巻の終わりにあたります。
続きは5巻の第22話「平家追討①平皇后崩御」からです。アニメと原作は話数が一致しないので、題名で照らし合わせると確実です。
Q3. 日本三國のアニメ2期(続編)はいつですか?
A. 2026年9月3日に公式サイトで続編の制作決定が発表されましたが、放送時期や話数はまだ発表されていません(2026年9月27日時点)。
公式の告知で使われているのは「続編」という言葉です。続報は公式サイトのお知らせで確認できます。
Q4. 検索で出てくる漫画の第10話は、アニメ第10話と同じ内容ですか?
A. 違います。マンガワンの第10話は原作の「聖夷西征⑦ 辺境将軍隊、出陣」で、アニメでは第5話の題名にあたる回です。
アニメ第10話「仇敵再会」と同じ題名の原作は第17話です。話数で探すときは、サブタイトルを目印にすると迷いません。
日本三國の全12話まとめ、10話から始まる青輝の反撃

最後に全体をおさらいします。アニメ『日本三國』は全12話で、第1話から第5話は、妻を失った青輝が龍門光英のもとへ仕官し、聖夷で桜虎が政権を握るまで。
第6話から第9話は聖夷西征の本番で、金沢夜襲、龍門の空城の計、そして弥々吉の最期が描かれました。
第10話からは青輝の反撃です。帝を動かして偽装撤退を仕掛け、第12話で大和は勝利。ところが講和のあと、殿器が仕組んだ桜虎の暗殺をきっかけに聖夷は攻め込まれ、青輝たちは投獄されて幕を閉じます。
アニメは原作第21話、4巻の「聖夷西征編」の完結までを描き、続きは5巻の第22話から。続編の制作も決まっていますが、時期はまだ分かっていません(2026年9月27日時点)。
牢に入った青輝が、ここからどう殿器に立ち向かうのか。続編を待つあいだに先を知りたくなったら、ブックライブで読める日本三國の原作から5巻をのぞいてみてください。良い読書時間になりますように。

