うるわしの宵の月のキスは何話?付き合う・別れ・復縁を時系列で

やまもり三香さんの『うるわしの宵の月』を読んでいて、あるいはアニメを見終わって、真っ先に検索したくなるのが「キスは何話だったっけ?」だと思います。私も一度、友人に説明しようとして話数を思い出せず、慌てて単行本を積み直しました。
ところが調べてみると、これがなかなかややこしい。初キスの話数が記事によって1話ずれていたり、水族館の場面が初キス扱いになっていたり、そもそも別れと復縁の話がまったく別の記事に散っていたりします。買う前に全体像をつかみたい人にとっては、かなり不親切な状態かなと思います。
そこでこの記事では、宵と琥珀が付き合うまで、キスの場面、別れ、そして復縁までを、話数と単行本の巻数をセットにして1本の時系列に並べ直しました。どの巻を開けばその場面に届くのかまで分かる形にしています。

- 唇への初キスが何話で、どの巻に入っているか
- 水族館・文化祭・別れ際など、キス場面ごとの違い
- 2人が別れた理由と、琥珀の留学がどう絡むか
- 復縁がどの話で描かれ、その後の留学はどうなるか
うるわしの宵の月のキスシーンは何話?結論を先に
まずは知りたいところから片づけます。キスの回数と話数、そして「初めて」がどこなのかを、巻数つきで確認していきましょう。
唇への初キスは第25話で7巻に収録

結論から言うと、宵と琥珀の唇への初めてのキスは第25話です。収録されているのは単行本の7巻ですね。
この第25話は、同級生の大路くんをめぐって2人がぎくしゃくした流れの直後にあたります。お互いに言えずにためこんでいた本音をぶつけ合って、ようやく和解する場面ですね。
その仲直りの空気のなかで、琥珀のほうから宵にキスをします。イベントごとの勢いでもなく、雰囲気に流されたわけでもない。ケンカを経て、はじめて対等に向き合えたタイミングで訪れるキスなので、読み返すと味わいが変わる回だと思います。
第25話はコミックDAYSでの公開が2023年5月24日。話数と公開日は出版社側の公式ページで確認できる情報です。
ただし正直に書いておくと、コマ単位の描写そのものは公式の公開テキストからは読み取れません。複数の話別記録と、第26話の入り方(キスのあとの余韻から始まる)を照合したうえで、第25話と判断するのがいちばん整合的、という位置づけになります。
キスシーンを話数と巻数で一覧に整理

キスと呼べる場面は、第42話までで大きく5か所あります。ここが混ざりやすいので、表にまとめました。
| 話数 | 収録巻 | 場面 | キスの種類 |
|---|---|---|---|
| 第20話 | 5巻 | 神戸旅行中の水族館デート | 額へのキス |
| 第25話 | 7巻 | ケンカのあとの仲直り | 唇(初めて) |
| 第29話 | 8巻 | 文化祭のステージ/終盤の教室 | 唇(2か所) |
| 第39話 | 10巻 | 別れ際 | 別れの場面でのキス |
| 第42話 | 11巻収録予定 | スキー研修先での再会 | 復縁のキス |
この並びを見ると、キスが単なる「甘い場面」として置かれていないことが分かります。仲直り、宣言、別れ、そして復縁。どれも関係が動く節目にぴったり重なっているんですよね。
該当する場面だけを拾い読みしたい方は、5巻・7巻・8巻・10巻の4冊がターゲットになります。キスシーン収録巻の配信ページで巻ごとの中身を確かめてから買うと、無駄がないかなと思います。
なお第39話と第42話については、キスの有無も含めて描写の詳細が公式テキストで直接は確認できません。この記事でも「そういう流れになる」という書き方にとどめています。
初キスは26話と言われるのはなぜか

検索すると「初キスは26話」と書いている記事にも出会いますよね。これ、まったくのデタラメというわけではなくて、混ざる理由がちゃんとあるんです。
いちばん大きいのは、第26話が初キスの直後から始まること。キスそのものは第25話の終盤に置かれていて、翌話は「キスしたあとの2人」の空気を描くところからスタートします。
だから第26話を読んだ記憶のほうが強く残りやすい。私も最初に通読したときは、正直どっちだったか自信が持てませんでした。
もうひとつ、数字が混線しやすい要因があります。この作品は媒体ごとに「番号」が複数走っているんですね。
そして地味に多いのが「水族館が初キス」という勘違いです。第20話の水族館デートは唇ではなく額へのキスなので、ここも分けて覚えておくと混乱しません。
宵と琥珀が付き合うまで|お試し交際から夏祭りへ
キスの前に、そもそも2人がいつ付き合ったのかを押さえておきましょう。ここを飛ばすと、あとの別れの重さが伝わらないので。
2人の始まりはお試し交際だった

『うるわしの宵の月』は、男の子のような見た目から「王子」と呼ばれてきた宵が、大人びた同級生の琥珀と出会うところから動き出します。
宵は自分の「王子」扱いにコンプレックスを抱えていて、恋愛からはずっと距離を置いてきた子です。そこへ、彼女を女の子として見る琥珀が現れる。この構図が物語の土台ですね。
2人の関係は、いきなり正式な交際にはなりません。まず「お試し」として付き合ってみる段階からスタートします。単行本では2巻までに、この関係が成立していますね。
お試しという言い方だけ聞くと軽そうですが、実際は逆で、宵が自分の気持ちに向き合うための助走期間として丁寧に描かれています。この期間があるからこそ、正式交際の場面が効いてくるんですよね。
ちなみに宵の兄や、2人の周囲にいるライバル的な立ち位置の人物も関係の動きに絡んできます。人物の整理が追いつかなくなったら、宵と琥珀の相関図と兄やライバルの整理をあわせて見ると流れをつかみやすいかも。
夏祭りで正式に付き合うのは4巻

お試しから正式な交際へ切り替わるのが、夏祭りの場面です。話数でいうと第15話の終盤から第16話にかけて、単行本だと4巻ですね。
講談社の4巻紹介でも、夏祭りがこの巻の大きな転機として扱われています。屋台の光や浴衣といった夏祭りらしい空気のなかで、2人がそれぞれの気持ちを言葉にしていく流れですね。
ここを境に、宵の側の迷いがはっきり減ります。「お試しだから」という逃げ道をたたんで、自分から関係を選び直す。そういう回です。
この場面はアニメでも描かれていて、放送時には正式交際の回として大きな反応がありました。読者やアニメ視聴者の間では「尊い」「宵のキスが可愛すぎる」といった感想が並び、ニュース記事になるほど話題になっています。
ちなみに夏祭りの宵は浴衣姿で、髪型もいつもと少し違う印象になります。あの雰囲気を真似したい方は宵ちゃんヘアの頼み方とセット方法もどうぞ。
水族館デートのキスは額だった

正式に付き合ったあと、2人は神戸へ旅行に出かけます。そのなかで訪れるのが水族館。第20話、単行本では5巻の場面です。
ここで琥珀は宵にキスをしようとするのですが、実際に落ちるのは額へのキスでした。唇ではありません。この差が、あとから効いてきます。
付き合ってはいるけれど、まだ踏み込みきれない。宵の側の気持ちの準備がまだ整っていない。その距離感が、額という着地点にそのまま表れているわけです。だから第25話の唇へのキスが「はじめて」として重みを持つんですね。
そしてこの水族館、実在するモデルがあります。
実際にアトアを訪れた方の口コミにも「うるわしの宵の月のファンで」と書かれているものがあり、聖地として認識されているのが分かります。5巻を読んでから行くと、たぶん見え方が変わりますよ。
文化祭の交際宣言から琥珀の留学と別れまで
ここからが本題の後半です。関係が公になったあと、なぜ2人が離れることになるのかを追いかけます。
文化祭で琥珀が交際を公にする8巻

第29話、単行本8巻の文化祭。ここが2人の関係の大きな変わり目でした。
講談社の8巻紹介でも、文化祭で琥珀が交際を公にすることがはっきり書かれています。ここは公式情報として断定できる部分ですね。
ステージの上で、全校生徒が見ている前で宣言する。しかも複数の話別記録によれば、その場でキスまでしています。宵が「王子」として扱われてきた学校という舞台で、それをひっくり返す行動なので、インパクトは相当なものでした。
さらに文化祭の終盤、教室でもう一度キスの場面があるとされています。第29話が「キスの回」として語られやすいのは、1話に2か所入っているからなんですね。
アニメでもこのあたりの緊張感は話題になっていて、視聴者からは「キス寸前から一転して修羅場」「琥珀の嫉妬にいろんな意味でドキドキする」といった反応が出ていました。甘いだけの回ではない、というのが共通した見方かなと思います。
ここでひとつ注意点。9巻の紹介文にも文化祭の話が前提として再掲されるため、「文化祭は9巻の出来事」と誤解されることがあります。第29話そのものは8巻側なので、そこだけ気をつけてくださいね。
琥珀の留学が決まるまでの出来事

関係が公認になって順風満帆かと思いきや、10巻で状況が一変します。
きっかけは琥珀の家庭の事情でした。家族や会社をめぐる話が具体的に動きはじめ、彼が海外へ出る流れが現実味を帯びてきます。第37話から第38話にかけての展開ですね。
BookLiveに掲載されている10巻の紹介文は「新学期、なぜか先輩が学校に来なくなって…?」という一文で、宵の側から見た不穏さがそのまま出ています。何が起きているか分からないまま、相手が遠ざかっていく感覚。
琥珀の側の問題は、留学そのものよりもいつ帰ってこられるか分からないことにあります。期限が読めないので、宵に対して確かな約束ができない。
ここで彼が選ぶのは、曖昧な約束で相手を縛らないという方向でした。優しさから出た判断ではあるんですが、結果として宵を蚊帳の外に置くことになります。この一方通行さが、のちの第42話でちゃんと回収されるので覚えておいてください。
第39話で2人は事実上の別れに至る

そして第39話。コミックDAYSでの公開は2025年9月24日、単行本では10巻です。
琥珀の家の近くで、2人は別れの場面を迎えます。彼は将来について曖昧な約束を避け、宵はそれを受け止めて、笑顔で別れを告げる。複数の話別記録が一致しているのはこの流れです。
ただ、ここは表現に気をつけたいところ。琥珀が「別れよう」と明確に口にしたかどうかは、公式に読めるテキストからは確認できません。なのでこの記事では事実上の別れという言い方に統一しています。
読者の間でも、この回はかなり重く受け止められています。「先週読み始めてドハマリした」という新規読者が、いきなりこの展開に突き当たって驚いている投稿も見かけました。10巻まで一気に読むと、たしかに落差がすごいです。
この場面が入っているのは別れの場面が入った10巻で、2026年8月時点で発売されている単行本としてはここが最終巻になります。
復縁の第42話と名シーンを読み返す巻の選び方

別れたまま終わるのか。ここが今いちばん検索されている部分だと思います。答えと、読む順番を整理していきますね。
第42話の復縁で留学はどうなるのか

結論として、2人は第42話で復縁します。コミックDAYSでの公開は2026年4月23日です。
舞台はスキー研修。宿泊先で琥珀と再会するところから話が動きます。
そこで琥珀は、自分が一方的に諦めようとしたことを認めて謝ります。そのうえで、帰国するまで待っていてほしいと伝える。別れの場面で言えなかった言葉を、ようやく口にするわけですね。
宵の側も、一人で結論を出さないでほしいと訴えます。ここが個人的にいちばん好きなところで、宵が「待つ側」で終わらないんです。関係の決定権を相手に渡さない。第39話までの受け身な別れ方を、自分で上書きしにいく。
そして復縁のキスがあり、2人は元の関係に戻ります。
ここで大事な訂正をひとつ。ネット上には「復縁したので留学はなくなった」と書かれているものがありますが、留学は取りやめになりません。琥珀は予定どおり海外へ向かいます。
ただし意味合いは変わっていて、家の事情に流されて行く留学から、自分の意思で選ぶ留学へと性質が変わる。だから復縁は「元通り」ではなく、関係の作り直しに近いのかなと思います。
なお第42話は、2026年8月時点でまだ単行本に収録されていません。11巻の発売予定日は2026年9月11日なので、収録されるとしてもこれからです。講談社の作品ページでも、11巻は発売予定として表示されています。
ちなみにこの留学と別れの流れがどこまで映像化されるのかも気になるところですね。2026年10月23日公開の実写版については、実写映画のキャストと公開日にまとめています。
名シーンの巻を電子書籍でまとめ読み

ここまでの流れをふまえて、実際にどこから読むかを整理します。
まず前提として、この記事で挙げてきた場面は公式の名シーンランキングではありません。宵と琥珀の関係が動いた節目を、時系列で選んだものです。公式の投票結果ではない点だけ、先に断っておきますね。
そのうえで、目的別に買う巻を分けると迷いにくくなります。
キスの場面だけを追いかけたいなら、5巻・7巻・8巻の3冊。ここに水族館の額へのキス、唇への初キス、文化祭の2連発がすべて入っています。
別れと復縁の流れを知りたいなら、10巻が必須ですね。第37話から第39話まで、家庭の事情から事実上の別れまでが1冊にまとまっています。復縁の第42話は11巻の発売を待つ形になりますね。
初めて読む方には、正直なところ1巻から通しで読むのをおすすめします。お試し交際の助走があるかないかで、夏祭りと第25話の効き方がまったく違うので。
電子書籍で読む場合、2026年8月時点での主要ストアの状況はこんな感じです。
| ストア | 配信巻数 | 価格の目安 | 無料・レンタルの状況 |
|---|---|---|---|
| BookLive | 1〜10巻 | 1冊594円(税込) | 期間限定の無料版表示あり。割引クーポンも実施 |
| コミックシーモア | 1〜10巻 | 1冊594円(税込)/540pt | 1〜2巻の0円表示を確認 |
| Renta! | 1〜10巻 | 540pt中心(6巻は480pt) | 巻によって48時間レンタルや会員限定無料 |
| プチデザ(分冊) | 第40話まで | 話単位 | 単行本の巻数とは別カウント |
いずれも2026年8月時点で確認した内容で、無料範囲やクーポンの条件は頻繁に変わるんですよね。買う直前に各ストアの作品ページで最新の状況を見ておくと確実です。
私が試した限りでは、初回の割引クーポンをまとめ買いに回すのがいちばん効率がよかったですね。1冊ずつ買うより、キス関連の5巻・7巻・8巻をまとめて確保したほうが割引の効きがいいです。うるわしの宵の月の電子版まとめ買いから巻ごとの価格と無料表示を確認できます。
ストアごとのポイント還元や割引の細かい違いを比べたい方は、安く読める電子書店の比較で条件を並べているので参考にしてみてください。
うるわしの宵の月のキスや別れのよくある質問

キスシーンは全部で何回ありますか?
第42話までで、大きく5か所あります。第20話の水族館(額)、第25話の初めての唇へのキス、第29話の文化祭、第39話の別れ際、第42話の復縁の場面ですね。
第29話だけはステージと教室の2か所に分かれているので、数え方によっては6回と言う人もいます。
宵と琥珀は今も別れたままですか?
いいえ、第42話で復縁しています。第39話で事実上の別れに至ったあと、スキー研修先での再会をきっかけに、琥珀が自分の非を認めて関係が戻る流れでした。
ただし作品自体はデザートで連載が続いているので、この先の展開はまだ分かりません。
復縁したら琥珀の留学はなくなるのですか?
なくなりません。復縁したあとも留学の予定は続きます。変わるのは理由のほうで、家の事情で行かされる留学から、自分で選んで行く留学へと意味が変わるんですね。
「復縁したから留学は中止」と書かれている情報を見かけたら、そこは事実と違うので注意してください。
第42話は何巻に入りますか?
2026年8月時点では、まだ単行本に収録されていません。発売済みの最新刊は10巻で、11巻の発売予定日が2026年9月11日です。
第42話が11巻に入るかどうかは、発売後の収録内容で確定します。今すぐ読みたい場合は、コミックDAYSなどの話売りで追う形になりますね。
うるわしの宵の月のキスと別れを時系列でおさらい

最後に、ここまでの流れを1枚の表にまとめておきますね。
| 段階 | 話数 | 巻 | 公開日(話売り) | 出来事 |
|---|---|---|---|---|
| お試し交際 | ― | 2巻まで | ― | 正式交際の前段階として付き合いはじめる |
| 正式交際 | 第15話終盤〜第16話 | 4巻 | ― | 夏祭りで気持ちを確かめ合う |
| 水族館デート | 第20話 | 5巻 | 2022年9月24日 | 神戸旅行で額へのキス |
| 初めての唇へのキス | 第25話 | 7巻 | 2023年5月24日 | ケンカのあとの仲直りで |
| 交際を公にする | 第29話 | 8巻 | 2024年2月24日 | 文化祭のステージと教室 |
| 留学が具体化 | 第37話〜 | 10巻 | 2025年5月23日〜 | 家庭の事情で海外へ |
| 事実上の別れ | 第39話 | 10巻 | 2025年9月24日 | 約束できないまま距離を置く |
| 復縁 | 第42話 | 11巻収録予定 | 2026年4月23日 | スキー研修先で再会し関係が戻る |
公開日は出版社の公式配信ページで確認できる情報をもとにしています。巻と話数の対応が分かっていれば、読みたい場面に一発で届くはずです。
あらためて整理すると、唇への初キスは第25話・7巻。水族館の第20話は額へのキスなので別物。文化祭の第29話・8巻で関係が公になり、10巻の第39話で事実上の別れ。そして第42話で復縁し、それでも留学は続く、という流れになります。
個人的には、この作品の面白さは「くっつくまで」ではなく「くっついたあと」にあるのかなと思っています。付き合ってからのほうが、2人はよっぽど悩んでいますから。
まだ読んでいない場面がある方は、初キスが描かれた7巻の詳細から確認してみてください。11巻の発売日が近いので、追いつくなら今がちょうどいいタイミングかなと思います。


