薬屋のひとりごとキスシーンは何巻何話?カエル事件と求婚の簪の意味

こんにちは!コミックハイウェイ運営者のじんべいざめ(@comichighway)です。
『薬屋のひとりごと』を読んでいると、いちばん気になってくるのが猫猫(マオマオ)と壬氏(ジンシ)の恋愛の行方ですよね。
事件を解いていく後宮ミステリーなのに、ふたりの距離感がじわじわ縮まっていくものだから、「キスシーンはあるの?」「プロポーズは?」「結局、結婚するの?」と気になって落ち着かない…という方も多いはず。
これ、すごく分かります。
正直に言うと、私も最初は「ミステリーがメインだし、恋愛はおまけかな」と思っていたんです。
でも読み進めるほどにふたりの関係から目が離せなくなってしまって…。
気づけば「次は何が起きるんだろう」と、恋愛の進展を追いかけている自分がいたんですよね。
そこでこの記事では、猫猫と壬氏のキスシーンが原作小説の何巻・アニメの何話なのかを場面ごとに整理しつつ、ファンの間で「カエル事件」と呼ばれる場面や、壬氏が贈った簪(かんざし)の意味、プロポーズと結婚の行方まで、時系列でまとめていきますね。
キス・プロポーズ・結婚という3つの大きな疑問に、ネタバレを含みつつ答えていくので、物語の核心に触れる部分もあります。
まだ原作を読んでいない方は、そのあたりだけ気をつけて読み進めてくださいね。
『薬屋のひとりごと』は現在ブックライブで配信中です。
初回限定の70%OFFクーポンを使えば、話題のミステリーを今すぐスマホでお得に一気読みできますよ。
クーポンの配布が終了してしまう前に、ぜひ手に入れてくださいね。

- キスシーンが原作小説の何巻・アニメの何話なのか
- カエル事件がどんな場面で、何巻・何話にあたるのか
- 壬氏が贈った簪の意味と、求婚のしるしの2本目「月と芥子」
- 壬氏のプロポーズと、ふたりの結婚の現在地
薬屋のひとりごとのキスシーンは何巻何話?


猫猫と壬氏の関係は、事件を重ねるごとに少しずつ動いていきます。あの距離感が、これからどう変わっていくのか。続きはぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。
まずは多くの方が気になっている、猫猫と壬氏のキスや恋愛の進み具合から見ていきましょう。
ひとくちに「キス」と言っても、実は意味合いの違う場面がいくつもあるんです。
ここを整理しておくと、このあとの話がぐっと分かりやすくなりますよ。
猫猫と壬氏の関係はどう始まる?

結論から言うと、猫猫と壬氏の関係は、出会った瞬間に恋が芽生える…というタイプではありません。
後宮に売られてきた薬屋の少女・猫猫が、薬と毒の知識をいかして宮中の事件を解いていくうちに、後宮を取り仕切る美形の宦官・壬氏が何かと面倒事を持ち込む、という形でじわじわ縁が深まっていくんですよね。
そもそも『薬屋のひとりごと』は後宮ミステリーが軸の作品で、恋愛は物語の進行とともにゆっくり育っていくタイプなんです。
だからこそ「いつの間にこんなに気になる存在に…」というドキドキ感が味わえます。
最初から恋人同士だったら、たぶんここまでハマっていなかったと思うんですよね。
具体的には、猫猫は当初、壬氏のことを「やたら絡んでくる面倒な相手」くらいにしか思っていません。
一方の壬氏は、毒や薬にしか興味を示さない猫猫の独特さに、だんだん惹かれていきます。
この温度差が、ふたりの関係の出発点なんです。
で、ここが面白いんですが、ふたりの関係は事件のたびに少しずつ動いていくんですよね。
猫猫が事件を解決し、壬氏がそれに関わるという流れがくり返されるうちに、お互いの存在が当たり前になっていく。
恋愛の前に、まず「信頼」が積み上がっていく感じなんです。
正直に言うと、私もこの「最初はまったく噛み合っていない感じ」が大好きで…。
恋愛が一気に進まないぶん、ちょっとした接触や視線の変化が、ものすごく意味を持って見えてくるんですよね。
ここを押さえておくと、このあとのキスや求婚の場面がより響くはずですよ。
キスシーンは原作小説の何巻?アニメは何話?

キスシーンが気になって検索した方も多いと思うので、先に結論をお伝えしますね。
恋愛としてのキスがはっきり描かれるのは、原作小説5巻の終盤です。壬氏から猫猫への、初めてのキスですね。
ただ、そこにたどり着くまでにも、間接キスや人工呼吸といった「キスに近い場面」がいくつかあります。アニメで見られるのは、今のところこの2つです。
場面ごとに、原作小説の巻数とアニメの話数をまとめると、こんな感じです。
| 場面 | 原作小説 | アニメ |
|---|---|---|
| 間接キス(指先ごしのキス) | 1巻の最終話 | 第1期 第12話「宦官と妓女」 |
| 人工呼吸 | 3巻 | 第2期 第35話「狩り」 |
| 壬氏からの初めてのキス | 5巻の終盤 | まだ描かれていない |
| 猫猫からのキス | 12巻 | まだ描かれていない |
アニメ第2期の最終回、第48話「はじまり」では、壬氏が猫猫の首筋に噛みついて「まずは砦の続きだな」と唇を寄せる場面もありました。ところが、あと少しのところで邪魔が入って未遂に…。本当のキスは、もう少しおあずけです。
第3期は2026年10月2日から、分割2クールで放送が始まります。どこまで描かれるかはまだ発表されていませんが、原作5巻まで進めば、初めてのキスが映像で見られるかもしれませんね。
気になった巻は、ブックライブの試し読みで雰囲気を確かめてから読み進めると失敗しにくいですよ。
あと、ここで気をつけたいのが、媒体ごとに巻数が違うという点なんです。
同じ作品でも、原作小説と2種類の漫画版では進み具合がまったく違うので、下の表で最新刊を整理しておきますね。
| 媒体 | 最新刊・最新集 | 発売日 |
|---|---|---|
| 原作小説(ヒーロー文庫) | 第16巻 | 2025年5月30日 |
| スクウェア・エニックス版漫画 | 第17巻 | 2026年7月24日 |
| 小学館サンデーGX版漫画 | 第22集 | 2026年6月18日 |
表を見ると分かるとおり、漫画版は2種類あって、原作小説とは巻数の進み方がまったく違うんです。
さらに小学館サンデーGX版は「第22集」と数え方も別なので、ここを混同すると探している場面にたどり着けなくなっちゃうんですよね。
どちらの漫画から読めばいいか迷ったら、2種類の漫画の違いと選び方も参考になりますよ。
それでは、このあとの見出しから、具体的な接触の種類を、ひとつずつ分けて見ていきましょう。
なお、巻数や発売状況は変わることもあるので、最新の正確な情報は公式サイトや各販売ページで確認してくださいね。
間接キスや人工呼吸の場面とは

実は、ここでよく誤解されがちなのが、間接キスや人工呼吸といった場面なんです。
結論から言うと、これらは「ふたりが恋人としてキスをした」という意味とは、ちょっと違うんですよね。
まず間接キスは、アニメ第1期の第12話「宦官と妓女」の場面です。原作小説では、1巻の最終話にあたります。
紅をさした猫猫の唇に、壬氏が指先でそっとふれて、紅のうつったその指を自分の唇に重ねる。直接のキスではないのに、放送当時は「間接キス」としてSNSでも大きな話題になりました。
いつもは壬氏に塩対応の猫猫が、このときばかりは動揺してしまうのも見どころなんですよね。
人工呼吸のほうは、アニメ第2期の第35話「狩り」です。原作小説では3巻に入っています。
刺客に襲われて滝つぼに落ちたあと、溺れた猫猫に壬氏が人工呼吸をします。キスに見えてドキッとしますが、あくまで猫猫の命を助けるための行動なんです。
そして、その直後の洞窟の場面で起きるのが、ファンの間で「カエル事件」と呼ばれる出来事。こちらは、このあとの章でくわしくお話ししますね。
ここを分けて考えられると、「キスっぽい場面はたくさんあるのに、なんで結婚しないの?」というモヤモヤがスッと解消されるはずです。
接触の回数と、ふたりの恋愛の進み具合は、必ずしもイコールじゃない。
これ、意外と見落としがちなポイントなんですよね。
逆に言えば、こうした場面があるからこそ、ふたりの距離が少しずつ変わっていく過程を楽しめる、とも言えます。
同じ「キス」でも、壬氏からのものなのか、猫猫からのものなのか。そして、そのとき猫猫がどう受け止めたのか。
種類を意識して読むと、ひとつひとつの意味がぐっと立体的に見えてきますよ。
「わざわざ本屋に行くのは面倒…でも今すぐ読みたい!」という熱量の高いあなたへ。一番賢く、しかも一瞬で続きを読む方法をお伝えします。

ブックライブなら登録後すぐに使える初回70%オフクーポンで、『薬屋のひとりごと』を即楽しめます。
この破格のキャンペーンは突然終わることもあるので、定価で損をする前に確保してください。
壬氏からの初めてのキスは原作5巻

前の見出しでもふれたとおり、壬氏から猫猫への初めてのキスは、原作小説5巻の終盤です。どんな流れでキスにいたるのか、順番に見ていきますね。
5巻では、壬氏のお嫁さん選びをかねた宴が開かれます。その少し前、猫猫の部屋には、月と芥子をかたどった銀の簪が置かれていました。この簪の意味は、あとの章でくわしく取り上げますね。
そんな宴の場で、猫猫は壬氏のお嫁さん候補として、里樹妃をすすめてしまいます。これが壬氏の気持ちに火をつけて、壬氏は猫猫を引き寄せてキスをするんです。
ところが、猫猫もされるがままでは終わりません。花街仕込みの技でやり返して、逆に壬氏のほうがうろたえてしまうんです。甘いだけで終わらないのが、このふたりらしい初キスですよね。
5巻の内容は、アニメではまだ描かれていません。第3期で見られるのか、今から楽しみです。
猫猫からのキスはあるのか

「壬氏からのアプローチばかりなの?猫猫からはないの?」と気になる方もいますよね。
これ、すごく分かります。
結論から言うと、あります。原作小説の12巻で、眠っている壬氏に、猫猫のほうからキスをするんです。
序盤の猫猫は、壬氏に対してかなりそっけない態度を取り続けます。
恋愛よりも薬や毒に夢中で、壬氏の好意にもなかなか気づかない(あるいは気づかないふりをする)んですよね。
ここがまた猫猫らしくて、私はこの塩対応がけっこう好きなんです笑。
ところが中盤以降になると、猫猫の中にも明らかな変化が見えてきます。
壬氏の身分や立場を知ったうえで、自分の気持ちとどう向き合うのか…という葛藤が描かれるようになるんです。
その積み重ねの先にあるのが、12巻のキスです。しかも、眠っていると思っていた壬氏は、じつは起きていた…というおまけつき。この場面から、ふたりは両想いになったと受け止めるファンが多いんですよね。
猫猫からの歩み寄りが感じられる場面は、長く読んできたファンほど「ついにここまで来たか」と胸が熱くなる瞬間でもありますよ。
この変化がじわじわ来るのが、また良いんですよね。
あれだけ恋愛に無頓着だった猫猫が、自分の気持ちに戸惑う姿は、それまでの積み重ねがあるからこそ刺さります。
一気に恋に落ちないからこそ、小さな変化が大きな意味を持つわけです。
ただ、この猫猫側の感情の動きは、物語の核心にぐっと近づく部分でもあります。
具体的にどの場面でどう変わるのかは、原作小説の流れの中で味わってこそなので、気になる方はぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。
恋愛進展のネタバレ注意ポイント

ここまで読んでくださったあなたに、ひとつだけ大事なお願いがあります。
これから触れていく恋愛の進展は、壬氏の正体や出生といった、物語の根っこに関わる部分とつながっているんです。
つまり、恋愛シーンを深く知ろうとすると、どうしても本筋の大きなネタバレに足を踏み入れることになるんですよね。
「キスやプロポーズだけ知りたかったのに、物語の核心までバレちゃった…」となるのは、できれば避けたいですよね。
この先のカエル事件や簪、プロポーズ・結婚に関する内容は、原作小説の中盤以降に関わる核心的なネタバレを含みます。アニメだけを視聴している方や、これから原作を読む予定の方は、読み進めるタイミングに気をつけてくださいね。
特にアニメから入った方は、原作小説のほうがかなり先の展開まで進んでいる点を覚えておいてください。
アニメが何話まで描かれたのかの解説と、小説で描かれている恋愛の進み具合には、大きな差があるんです。
「アニメの続きが気になる」という気持ちで小説を開くと、想像よりずっと先まで物語が進んでいて驚くかもしれません。
ネタバレって、知ってしまうと戻れないんですよね。
だからこそ、自分が「どこまで知りたいのか」を一度立ち止まって考えるのがおすすめです。
結末まで一気に知りたいのか、それとも雰囲気だけ掴んで自分で読み進めたいのか。
そこを決めておくと、このあとの内容との付き合い方が変わってきますよ。
このあたりを分かったうえで読み進めると、心の準備をしながら楽しめます。
それでは、ここからはカエル事件と簪、そしてプロポーズと結婚のお話に進んでいきましょう。
薬屋のひとりごとのカエル事件とは?壬氏の秘密に気づく場面


暗い洞窟で、知ってはいけない秘密にふれてしまった猫猫。とっさの「カエル」のひと言にこめられた猫猫らしさと、そこから変わっていくふたりの距離を、原作でじっくり確かめてみてください。
ここからは、ファンの間で「カエル事件」と呼ばれている場面を見ていきます。
どんな場面で、原作小説やアニメのどこに出てくるのか。そして、なぜ「カエル」なのか。壬氏の大きな秘密にふれる部分なので、ネタバレが気になる方は気をつけて読み進めてくださいね。
カエル事件はどんな場面?アニメ何話・原作何巻

カエル事件は、公式の章のタイトルではありません。読者や視聴者のあいだで、自然に広まった呼び名です。
舞台は、高官が主催する「狩り」。壬氏は偽名を名乗り、覆面で顔を隠して参加し、猫猫もお供につきます。ところが、ふたりは飛発(ひはつ)という飛び道具を持った刺客に襲われてしまうんです。
逃げる途中で滝つぼに落ちたふたりは、近くの洞窟へ。暗い洞窟から抜け出そうとするなかで、猫猫は壬氏の大きな秘密に気づいてしまいます。これが、いわゆるカエル事件です。
描かれている巻と話数を媒体ごとにまとめると、こんな感じです。
| 媒体 | カエル事件が描かれているところ |
|---|---|
| 原作小説(ヒーロー文庫) | 3巻 |
| スクウェア・エニックス版漫画 | 第12巻 |
| 小学館サンデーGX版漫画 | 第13集 |
| アニメ | 第2期 第35話「狩り」〜第36話「華瑞月」 |
アニメでは、第35話の後半から洞窟の場面が始まり、第36話「華瑞月」で秘密に気づく流れになっています。2話続けて見るのがおすすめですよ。
スクウェア・エニックス版の12巻は、公式のあらすじでも、暗がりの中で蛙にふれて壬氏の秘密を知る、という流れが紹介されています。「カエル」はファンの冗談ではなく、原作の描写から来ている言葉なんです。
なぜ「カエル」?猫猫が壬氏の秘密に気づく

では、なぜ「カエル」なのか。ここがいちばん気になりますよね。
洞窟から出ようとしたとき、猫猫は壬氏の肩に乗って上をめざします。ところが、そこへ本物の蛙が跳んできて、驚いた猫猫はバランスを崩し、壬氏を下敷きにして倒れこんでしまうんです。
そのとき暗がりの中で壬氏の体にふれた猫猫は、壬氏が宦官ではないことに気づいてしまいます。
でも猫猫は、それを口にしません。ふれたのは蛙だったことにして、その場をごまかしてしまうんです。知ってはいけない秘密だと分かっているからこそ、何も気づかなかったふりをする。いかにも猫猫らしい身の守り方ですよね。
この「カエル」のひと言のインパクトが強すぎて、場面そのものが「カエル事件」と呼ばれるようになりました。シリアスな場面なのに、どこかクスッとしてしまうのが、この作品らしいところです。
壬氏が宦官ではないと分かると、壬氏の本当の身分や、猫猫へのこだわりの意味も少しずつ見えてきます。ここから壬氏の行動がどんどん大胆になっていく、と感じるファンも多いんですよね。
薬屋のひとりごとの簪(かんざし)の意味|園遊会と求婚の2本目


何気なく渡された一本の簪に、壬氏がこめた本当の気持ち。すれ違いつづけるふたりの物語を、1本目の簪から「月と芥子」の簪まで、原作でたどってみませんか。
続いては、ふたりの関係を語るうえで欠かせない「簪(かんざし)」です。
作中の簪は、ただの髪飾りではありません。園遊会で簪を渡す意味から、壬氏が贈った1本目の簪、そして求婚のしるしとも言える2本目「月と芥子」の簪まで、順番に見ていきますね。
園遊会で簪を渡す意味
を使った?-1024x575.webp)
簪の意味がいちばん分かりやすく出てくるのが、アニメ第1期の第5話・第6話あたり、園遊会まわりのエピソードです。
園遊会は、帝や妃たちが集まる大きな宴。ふだんは後宮の女性と顔を合わせることのない文官や武官も参加していて、気に入った女官に簪を渡すことがあるんです。
翡翠宮の侍女・桜花の説明によると、簪には、後宮に隠れた優秀な人材を引き抜く、スカウトのような意味があるんだとか。
しかも、簪を受け取った女官は、贈った男性を身元引受人にして、後宮の外に出ることもできます。里帰りや外泊、そして結婚まで。一本の簪が、後宮の外への通行証にもなるわけですね。
だからこそ、同じ簪でも、誰がどんな気持ちで渡したのかで重みがまったく変わってきます。壬氏と猫猫のすれ違いも、まさにここから始まるんですよね。
壬氏の1本目の簪と李白の簪

壬氏が猫猫に最初の簪を渡すのは、アニメ第1期の第5話。園遊会の少し前のことです。
玉葉妃が猫猫たち侍女に首飾りを贈ったすぐあと、壬氏もとっさに、自分の身につけていた簪を猫猫に渡します。細かい彫りの入った男物の銀の簪で、見た目は地味でも、とても高価な品なんですよね。
ただ、当の猫猫は、その意味にまったく気づいていません。高価な品だとは分かっても、壬氏の気持ちまでは受け取っていない。この温度差が、いかにもふたりらしいところです。
一方、園遊会の当日には、武官の李白も猫猫に簪を渡します。こちらは李白自身が「義理の簪」と言うほど軽いもので、何本も配っていたうちの一本でした。
ところが猫猫は、この李白の簪を上手に使います。李白を身元引受人にして、第7話「里帰り」で花街への里帰りを実現してしまうんです。渋る李白に付き添いを引き受けてもらう決め手は、緑青館の三姫への紹介でした。
自分の簪には気づいてもらえず、別の男の簪で猫猫が里帰りした。壬氏の心中は、おだやかではなかったはずです。
ちなみに、簪が物語を動かすのは、猫猫と壬氏のあいだだけではありません。第2期の最終回(第48話「はじまり」)では、猫猫が子翠に渡した簪が、思いがけない形でもう一度登場します。気になる方は、子翠(楼蘭妃)の正体とその後もあわせて読んでみてくださいね。
2本目「月と芥子」の簪は求婚のしるし

そして、壬氏の本気がはっきり形になるのが、2本目の簪です。原作小説の5巻に登場します。
壬氏のお嫁さん選びの宴を前に、猫猫の部屋に置かれていたのが、月と芥子(けし)をかたどった銀の簪でした。
「月」は、壬氏自身をあらわすもの。壬氏は「月の君」とも呼ばれていて、本当の名前にも「月」の字が入っています。一方の「芥子」は、薬にも毒にもなる花。薬師の猫猫を思わせる花なんですよね。
つまりこの簪は、壬氏が猫猫をどれだけ特別に思っているかを、そのまま形にしたもの。1本目のようなとっさの贈り物ではなく、求婚のしるしとして受け止められている簪です。
ところが猫猫は、この簪を羅半からの贈り物だと勘違いしてしまいます。しかも、壬氏にお嫁さん候補をまじめにすすめてしまう。そこで壬氏が猫猫を引き寄せたのが、先ほどお話しした初めてのキスでした。
簪からキス、そして7巻の「妻にする」という宣言へ。2本目の簪は、ふたりの関係が大きく動きだす合図のような存在なんです。
簪のくだりが描かれた巻はブックライブでも手に入るので、気になった今のうちに読んでおくのがおすすめですよ。
薬屋のひとりごとのプロポーズと結婚の行方


恋愛に無頓着だった猫猫が、自分の気持ちに戸惑う姿は胸に迫ります。身分差を抱えた壬氏の覚悟も含めて、ふたりの揺れる想いを物語の中で見届けてみませんか。
ここからは、いよいよ核心のプロポーズと結婚のお話です。
「壬氏はちゃんと気持ちを伝えるの?」「ふたりは結ばれるの?」という疑問に、できるだけ正確に答えていきますね。
期待と現実、両方をしっかりお伝えします。
壬氏のプロポーズは何巻にある?

さっそく結論からお伝えします。
壬氏が猫猫に「妻にする」とはっきり言葉にするのは、原作小説の7巻です。「俺は、おまえを妻にする」。言い合いの流れで、勢いよく飛び出したひと言なんですよね。
ただ、そこにいたるまでにも、壬氏の気持ちは少しずつ形になっていきます。原作小説の巻ごとに、ふたりの恋愛の流れをまとめるとこんな感じです。
| 原作小説 | 壬氏と猫猫の恋愛の動き |
|---|---|
| 5巻 | 2本目の簪「月と芥子」が贈られ、壬氏から初めてのキス |
| 6巻 | 猫猫が、玉葉后の敵にはなりたくないと遠回しに断る |
| 7巻 | 壬氏が「俺は、おまえを妻にする」と宣言 |
| 8巻 | 壬氏が自分の体に焼き印を押し、覚悟を示す |
| 12巻 | 猫猫から壬氏へキス。ここで両想いに |
| 13巻 | ふたりの仲はさらに深まるが、結ばれるのは壬氏の立場が落ち着いてからに |
| 15巻 | 壬氏が帝位につくことを拒む |
最初はからかうような態度も多かった壬氏が、巻を追うごとに本気の覚悟を見せていく。その流れを知っていると、7巻の宣言がぐっと重みを持って感じられるんです。
ただ、ひとつ気をつけてほしいことがあります。
それは、求婚の意思が示されることと、正式な婚約が成立することは別だ、という点なんです。
壬氏が気持ちを示しても、ふたりの間にはまだ越えなければならない壁がいくつも残っています。
ここを混同すると、「プロポーズしたなら、もう婚約者だよね?」と勘違いしてしまうので、気をつけたいところなんですよね。
それに、表だけでは伝わらないのが、壬氏の言葉にこもった熱量なんですよね。
だからこそ、求婚の場面をしっかり味わいたい方は、ブックライブで原作小説を読むのがいちばんですよ。
壬氏の言葉づかいや表情まで含めて読むと、感動がまるで違いますから。
猫猫と壬氏は結婚しているのか

さあ、いちばん気になる「結局、結婚してるの?」という疑問です。
先に結論をお伝えしますね。
2026年9月時点の最新刊である原作小説16巻(2025年5月30日発売)まで読んでも、猫猫と壬氏は正式に結婚していません。
ただ、気持ちのうえでは、12巻の猫猫からのキスで両想いになっています。結婚していないのは、気持ちの問題というより、ふたりの立場の問題なんですよね。
「えっ、あんなにいい雰囲気なのに?」と思いますよね。
私も同じ気持ちです。
でも、ふたりが結ばれるまでには、まだ越えるべき壁が残されているんですよ。
その壁が何なのかは、次の見出しでくわしくお話ししますね。
だからこそ、ネットで見かける「もう結婚した」「婚約済み」といった情報には、ちょっとだけ気をつけてほしいんです。
読者の予想や願望が、いつの間にか事実のように広まっていることもありますからね。
「○巻で結婚した」という断定的な書き込みを見つけても、いったん落ち着いて、出どころを確かめるクセをつけると安心ですよ。
とはいえ、結婚していないからといって、ふたりの関係が停滞しているわけじゃないんです。
むしろ気持ちの面では、かなり深いところまで進んでいます。
「正式な結婚はまだ」だけれど「恋愛は確実に前進している」。
この絶妙なバランスが、続きを追いたくなる理由でもあるんですよね。
原作とアニメそれぞれの行き着く先が気になる方は、原作とアニメの結末を整理した記事ものぞいてみてください。
今後の展開は公式の続刊で明らかになっていくはずなので、楽しみに待ちたいですね。
正確な最新情報は、公式サイトや各販売ページで確認するのが確実ですよ。
「どこで買うのが一番安いの?」と、あちこちのサイトを比較して時間を無駄にしていませんか?結論から言うと、ここ一択です。

ブックライブの初回70%オフクーポンを使えば、『薬屋のひとりごと』を圧倒的最安値で今すぐ読めます。
迷っている間にクーポンが配布終了になり、後悔しないように今すぐ手に入れましょう。
身分差と壬氏の正体という障害

「これだけ気持ちが通じ合っているのに、どうしてすぐ結ばれないの?」という疑問の答えが、ここにあります。
結論から言うと、ふたりの間には身分差と、壬氏の正体という大きな壁が立ちはだかっているんですよね。
壬氏は、後宮を取り仕切る美しい宦官として登場します。
でも、その正体は物語の大きな鍵になっていて、彼の出生や立場は、皇位継承にも関わる重大なものなんです。
ここが、単純な恋愛ものでは終わらない『薬屋のひとりごと』の奥深さでもありますよね。
つまり、壬氏が誰かと結ばれるという出来事は、ふたりだけの問題では済まなくなるんです。
彼の立場には、周囲の思惑や政治的な事情が密接に絡んでいます。
だからこそ、好き同士だからすぐ結婚、とはいかないわけですね。
一方の猫猫は、もともと花街育ちの薬屋の娘です。
身分の面でも、壬氏とはかなりの差があります。
だからこそ、ふたりが結ばれるには、個人の気持ちだけでは解決できない政治的な事情まで絡んでくるんですよ。
この「気持ちはあるのに、立場が許さない」というもどかしさが、物語をぐっと引き締めているんですよね。
壬氏自身も、この壁をなんとかしようと動いています。原作小説の8巻では、自分の体に焼き印を押してまで、帝位を争うつもりはないという覚悟を示しました。
さらに15巻では、帝位につくことをはっきり拒みます。皇族から臣下の立場へ下る可能性も出てきて、ふたりが結ばれる道がようやく見えてきた…というのが今の状況です。
この障害の正体をくわしく知りたい方は、壬氏の正体と母親、帝や先帝との血縁を読むと、物語がいっそう面白く見えてきますよ。
恋愛の進展は、こうした背景とセットで読むと、ひとつひとつの場面の重みがまるで違って感じられます。
「なぜこの場面で素直になれないのか」が腑に落ちると、ふたりの一歩一歩がたまらなく愛おしくなるはずです。
薬屋のひとりごとのキスシーンと恋愛に関するよくある質問

Q1. 薬屋のひとりごとのキスシーンは何巻ですか?
A. 恋愛としてのキスが初めて描かれるのは、原作小説5巻の終盤で、壬氏から猫猫へのキスです。そのほか、1巻の最終話に間接キス、3巻に人工呼吸の場面があり、12巻では猫猫から壬氏へキスをします。
Q2. キスシーンはアニメの何話ですか?
A. 間接キスは第1期の第12話「宦官と妓女」、人工呼吸は第2期の第35話「狩り」です。第2期の最終回(第48話「はじまり」)にはキスしかける場面もありますが、未遂に終わります。原作5巻の初めてのキスは、2026年9月時点ではまだアニメになっていません。
Q3. カエル事件とは何ですか?何巻・何話ですか?
A. 刺客から逃げこんだ洞窟の中で、猫猫が「壬氏は宦官ではない」と気づいてしまう場面の、ファンの間での呼び名です。原作小説は3巻、スクウェア・エニックス版漫画は第12巻、小学館サンデーGX版漫画は第13集、アニメは第2期の第35話「狩り」から第36話「華瑞月」にかけて描かれています。
Q4. 壬氏が猫猫に贈った簪にはどんな意味がありますか?
A. 園遊会の前に渡した1本目の銀の簪には壬氏の好意がこもっていますが、猫猫はその意味に気づいていません。原作小説5巻の2本目「月と芥子」の簪は、月が壬氏、芥子が猫猫をあらわすとされ、求婚のしるしとして受け止められています。
Q5. 壬氏のプロポーズは何巻ですか?
A. 原作小説の7巻で、壬氏が「俺は、おまえを妻にする」と宣言します。ただし、求婚の意思を示すことと、正式な婚約が成立することは別なので、そこは分けて考えるのがおすすめです。
Q6. 猫猫と壬氏は結婚していますか?
A. 2026年9月時点の最新刊(原作小説16巻)までで、正式な結婚はしていません。12巻で両想いにはなっていますが、壬氏の立場の問題が残っているためです。
Q7. 恋愛シーンを読むなら小説と漫画のどちらがいいですか?
A. 恋愛の進み具合を確実に追いたいなら、原作小説がおすすめです。漫画版はスクウェア・エニックス版と小学館サンデーGX版の2種類があり、進行度や巻数の数え方が違うので、購入前に出版社名や作画担当を確認すると間違えにくいですよ。
薬屋のひとりごとの恋愛と結婚の総まとめ

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
最後に、猫猫と壬氏の恋愛の現在地をまとめておきますね。
いちばん大事な結論はこれです。
ふたりの恋愛は原作小説で大きく進んでいて、12巻では両想いになっていますが、16巻の時点で正式な結婚はまだです。
キスは5巻(壬氏から)と12巻(猫猫から)、求婚の宣言は7巻。そこまで進んでいても、「結婚した」と言える段階ではない、というのが今の整理です。
ポイントを整理すると、キスシーンは間接キスや人工呼吸と分けて考えること、カエル事件は壬氏の秘密に気づく場面だということ、簪は2本目の「月と芥子」が求婚のしるしだということ、そして結婚はまだ先のお話だということ。
この4つを押さえておけば、情報に振り回されずにすみます。
逆にここが曖昧だと、ネットの断定的な情報に振り回されちゃうので、ぜひ覚えておいてくださいね。
恋愛シーンを探すときは、媒体を間違えないことも大切です。原作小説、スクウェア・エニックス版漫画、小学館サンデーGX版漫画では、それぞれ進み具合や巻数が違います。電子書籍で買うときは、出版社名と作画担当を確認してから選ぶと安心ですよ。
そして、恋愛シーンを正確に味わいたいなら、いちばんの近道は原作小説を自分で読むことです。
アニメや漫画とは進み具合が違うので、「どこまで進んだか」を確実に知りたい方には小説がおすすめなんですよね。
自分のペースで、気になる場面を何度も読み返せるのも、活字ならではの良さなんです。
アニメの続きが気になる方は、アニメ3期や劇場版の最新情報もあわせてチェックしておくと安心ですよ。
最近は正規の電子書籍サービスを使えば、スマホひとつで気軽に読めます。
違法サイトは作品を生み出す人たちを苦しめてしまうので、ブックライブで続きを読むのがおすすめです。
安心して物語の続きを楽しんでくださいね。
応援した気持ちが、次の巻につながっていくと思うと、ちょっと嬉しくなりませんか。


壬氏が抱える秘密は、ふたりの関係に大きく関わってきます。彼の正体や立場が物語にどう影響するのか。気になった今こそ、原作で謎の答えを確かめてみてください。

