黙示録の四騎士はつまらない?面白い派と低評価の理由を5媒体で検証

『黙示録の四騎士』を検索すると、サジェストに「つまらない」「面白くない」「気持ち悪い」がずらりと並びます。これから読もうかなと思っていた人ほど、ここで手が止まりますよね。
ところが、実際にレビューサイトの数字を並べてみると印象がかなり変わります。買って読んだ人の評価は4点台。その一方で、二択の投票サイトでは「つまらない」が多数派。
同じ作品なのに、場所によって結果が真逆になっているんです。この記事では2026年9月時点で確認できるレビューの実数と公式情報をもとに、否定的な評価と肯定的な評価の両方を並べて整理しました。漫画とアニメは評価の軸が別物なので、そこも分けて扱います。

- 主要レビュー5媒体の評価と、媒体によって結果が真逆になる理由
- つまらない・面白くないと言われる4つの理由とその中身
- 気持ち悪い・打ち切りという評判がどこから来ているのか
- 自分に合うかどうかを、どこまで読めば判断できるのか
黙示録の四騎士がつまらないと言われる理由


前作の規格外な主人公を継ぐのが、なぜ素直なパーシバルなのか。ブックライブの初回70%OFFなら、正体が明かされる中盤まで一気に追えます。
本当に評判が悪いのか。まずレビューの実数を確かめて、そのうえで否定的な感想の中身を4つに分けて見ていきます。
つまらない声はあるが低評価一色ではない

結論から言うと、つまらないという感想は確かにありますが、主要なレビューサイトの集計は低評価一色ではありません。むしろ中〜高評価に寄っています。
2026年9月時点で確認できた数字を、5つの媒体で並べたのがこちらです。
| 媒体 | 対象 | 評価 | 母数 | 投稿する人 |
|---|---|---|---|---|
| コミックシーモア | 原作漫画 | 4.2/5 | 94件 | 購入した人 |
| ブックライブ | 原作漫画1巻 | 4.8/5 | 29件 | 購入した人 |
| Filmarks | アニメ第1期 | 3.7 | 約1,000件 | 視聴した人 |
| Filmarks | アニメ第2期 | 3.8 | 約590件 | 視聴した人 |
| 投票トーク | アニメ | つまらない1,176票/おもしろい357票 | 約1,533票 | 誰でも1クリック |
いちばん右の列に注目してください。お金を払って読んだ人が書く場所では4点台、1クリックで投票できる場所では否定が多数。この差が「評判が割れている」の正体かなと思います。
コミックシーモアの星の内訳も見ておくと、★5が47件、★4が20件、★3が23件、★2が4件、★1は0件でした(2026年9月時点)。低評価が集中しているわけではないんですね。
数字を眺めて悩むより、1話ぶんでも自分の目で確かめたほうが早い場面もあります。ブックライブの作品ページでは試し読みが用意されているので、評判の当たりはずれを他人の点数に任せずに済みますね。
主人公パーシバルに乗れないという声

否定的な感想でまず目につくのが、主人公パーシバルへの違和感です。
Yahoo!知恵袋には「主人公が受け付けない。髪型が苦手で、途中でチビキャラになるのが見ていられない」という趣旨の投稿がありました。読者の間では、このデフォルメ演出への好き嫌いがはっきり分かれています。
もうひとつが「主人公がメリオダスではない」という不満。前作『七つの大罪』の主人公は、最初から規格外に強くて食えない男でした。対してパーシバルは、旅に出たばかりの素直な少年です。
スタート地点がまるで違うので、前作と同じカリスマ性を期待して読み始めると、序盤でつまずきやすいんですね。ここは作品の欠陥というより、期待値の設定のズレかなと思います。
パーシバルが何者なのかは物語の中盤で明かされるので、パーシバルの正体と復活の流れを先に押さえておくと、序盤の頼りなさの見え方も変わってくるんですよね。
前作の七つの大罪と比べてしまう仕組み

本作は『七つの大罪』の正統続編です。前作キャラが出てきて、前作の因縁が絡んでくる。つまり、比べるなというほうが無理な作りになっています。
やっかいなのは、まったく同じ要素が、人によって長所にも短所にもなるという点でしょう。
| 同じ要素 | 面白いと感じる人の受け取り方 | つまらないと感じる人の受け取り方 |
|---|---|---|
| 前作キャラの再登場 | 懐かしくて嬉しいファンサービス | 前作の人気に頼りすぎ |
| 新世代が主人公 | 一から成長を追える王道 | 主役の格が落ちた |
| 前作の伏線を回収 | 積み残しが片づく快感 | 前作を読んでいないと置いていかれる |
| 世界観の継承 | 設定を覚え直さずに入れる | 既視感があって新鮮味がない |
「続編である意味がない」という感想も、この表の右側から出てきたものです。読者の間では前作への思い入れが強い人ほど、比較の基準が厳しくなる傾向が見られますね。
ちなみに公式は、前作未読でも楽しめる冒険ファンタジーとして本作を案内しています。前作を知らずに入った人のほうが、比較の基準を持たないぶん素直に王道冒険として読める、という逆転もありそうですね。
説明口調のテンポとバトルのインフレ

3つめが、物語の運び方そのものへの不満です。大きく3方向ありました。
ひとつは説明ゼリフの多さ。めちゃコミックのレビューには「前作から登場していたキャラが本作で初登場するとき、どうしても説明口調+長文になってしまう」という指摘がありました。前作の事情を知らない読者に配慮するほど、テンポが落ちるという構造的な悩みですね。
ふたつめがパワーインフレ。海外のファンコミュニティでは「全体がひたすらパワー、パワーという感じなのが嫌だ」という声も出ています。ランスロットの魔力と強さの内訳を追うと、確かに数字ではなく描写の強度で殴り合う展開が増えているのが分かります。
3つめが長編の長さ。個人の感想ブログでは「トーナメント形式の長編が長い」「メインのバトルより、それ以外の部分のほうが面白くてバトルが見劣りする」という指摘も見かけました。ここは連載で毎週追っている人ほど感じやすい不満かもしれません。
面白いと評価されている点はどこか


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ここからは肯定側です。★4以上を付けた人が、どこを評価しているのかを3つにまとめました。
仲間が増えてから王道冒険として動き出す

肯定側のレビューで目立つのが、「途中から面白くなった」という声です。
Filmarksのアニメ第1期のレビューには、こんな趣旨の投稿がありました。1話の段階では正直あまり面白くないかと思ったけれど、地上に降りて仲間に出会い、前作との関わりが見えてくるにつれて印象が変わっていった、と。
原作漫画も、序盤は主人公がひとりで旅立つ導入で、パーティが揃うまでに少し時間がかかる構成になっています。
逆に言えば、仲間が集まったあとは新しい仲間との掛け合い、目的の共有、敵との因縁と、少年漫画の王道がきっちり動き出すわけですね。ここまで来ると評価が上がる人が多い。
海外のファンコミュニティでも「絶対に見たほうがいい。主人公を好きになれないかもという心配なら、心配いらない」という返答がありました。序盤の印象だけで判断されやすい作品、という言い方もできそうです。
この「どこまで読むか」問題については、記事の後半であらためて具体的な目安を出しますね。今すぐ確かめたい場合は、1巻の試し読みができる場所から入るのが手っ取り早いかなと思います。
前作の伏線とキャラのつながりが効いてくる

否定理由の裏返しですが、前作とのつながりを最大の魅力に挙げる読者もいます。
コミックシーモアのレビューには「七つの大罪も面白かったけれど、この漫画も面白い」という声。マガポケの第1話のコメント欄にも、前作キャラの再登場を楽しみにする声が寄せられていました。
とくに評価が高いのが、前作で語られないまま終わった部分が、本作で回収されていく流れです。あのキャラは今どうしているのか。あの結末のあと、世界はどうなったのか。前作を読み終えたときに残った疑問が、続編で順番に片づいていきます。
前作の主要メンバーがどう再登場するかは、七つの大罪メンバーのその後を見ていくと全体像がつかみやすいです。ここを楽しめるかどうかが、評価の分かれ目になっている印象ですね。
なお講談社のライセンス情報では、『七つの大罪』と続編を含むシリーズ累計で5,500万部と案内されていますね。これは本作単独の数字ではありませんが、続編が立つだけの土台があることは伝わるかなと思います。
アーサー王伝説と聖書を重ねた世界観

3つめが、設定の作り込みです。
本作のキャラクター名を並べると、パーシバル、ランスロット、トリスタン、ガウェイン。アーサー王伝説の円卓の騎士から取られた名前が並びます。そこに、タイトルの「黙示録の四騎士」という聖書由来のモチーフが重なる。
この二層構造に気づくと、キャラの立ち位置や物語の行き先に別の読み方が生まれます。聖書とアーサー王伝説の二層構造を押さえたうえで読み返すと、何気ない名前や配役が伏線に見えてくるんですよね。
考察好きの読者から評価が高いのは、このあたりが理由でしょう。バトルの勝ち負けだけでなく、「誰がどの役割を背負わされているのか」を推理する楽しみがあります。
作画とバトル演出を評価する声も根強いです。前作から続く鈴木央さんの絵は、動きの大きさと見開きの迫力で読ませるタイプ。アニメの感想でも、作画がパワーアップしたと書いている人がいました。
気持ち悪いと打ち切りの評判は本当か


メリオダスたちの戦いのあと、なぜ新たな少年が冒険に出るのか。今日ブックライブで初回70%OFFを受け取れば、続きは今夜から読めます。
サジェストに出てくる2つの強い言葉を、それぞれ出どころまでさかのぼって確認します。どちらも作品全体の評価とは別の話でした。
気持ち悪いは特定の人物や場面への反応

まず結論です。「気持ち悪い」がシリーズ全体の代表的な評価だという事実は、公式にも主要なレビュー集計にも確認できません。
この言葉が使われている場面をたどると、対象はかなり限定されていました。多いのは、特定のキャラクターの行動や心理描写に対する反応です。
たとえば前作から登場しているジェリコというキャラは、本作での関係性の描かれ方をめぐって読者の受け取りが割れていますね。ジェリコに気持ち悪いと言われる背景を見ると、年齢差と師弟関係という具体的な条件が理由になっていると分かります。
つまりこの検索語は、作品の出来ではなく特定の描写に引っかかった人が、その気持ちを言語化するために使っている言葉なんですね。検索結果だけ見て全体評価と読み違えると、判断を誤ります。
主人公の見た目やデフォルメ演出の好み

もうひとつの対象が、主人公の造形です。
知恵袋の投稿で挙がっていたのは、パーシバルの髪型と、シリアスな場面の合間に入るデフォルメ描写。バトル中に急にコミカルな頭身になる演出が苦手、という趣旨でした。
これは鈴木央さんの作風で、前作『七つの大罪』でも同じ手法が使われています。緊張と緩和を交互に置いて読みやすくする狙いがあるのですが、シリアスな熱量を途切れさせたくない読者にはノイズになるわけですね。
好みの問題なので、合わない人に「慣れます」と言うつもりはありません。ただ、これが作品の欠点かというと違っていて、前作を楽しめた人なら引っかからない可能性が高い部分です。
打ち切りを心配する声への公式からの答え

「打ち切り」は、この作品の再検索キーワードで最も多いもののひとつです。結論を先に書くと、打ち切りの事実はありません。
打ち切り説が出る理由は、だいたい3つに整理できます。サジェストの「つまらない」を見た人が先回りして不安になるケース。休載をはさんだ週があると終わりが近いと感じるケース。そして、前作の完結時と同じ空気を読み取ってしまうケースです。
どれも公式発表に基づくものではありません。刊行状況は週刊少年マガジンの公式作品ページで確認できるので、噂を見かけたらここを見に行くのがいちばん確実かなと思います。
アニメと漫画で評価が分かれる点

ここまでは主に原作漫画の話でした。アニメには別の評価軸があるので、混ぜずに見ていきます。最後に、自分に合うかどうかの判断材料をまとめます。
アニメの不満は声と作画とテンポに集中

アニメ版への批判を集めると、原作漫画とは指摘の種類がはっきり違いました。
多いのは3つです。主人公の声のイメージが合わないという声。作画や背景への不満。そして戦闘シーンが単調で、もっさりして見えるという指摘。前作と比べて劇伴が弱いという感想もありました。
どれもアニメ制作側の表現に向けられた感想で、原作漫画のストーリー評価とは切り離して考える必要があります。ここを混ぜてしまうと、「漫画もつまらないんだろう」という誤った結論になりがちですね。
とはいえ不評一色でもありません。Filmarksの評価は第1期が3.7、第2期が3.8(いずれも2026年9月時点)。むしろ第2期のほうがわずかに高い。作画がパワーアップした、原作に忠実、声優が豪華、主題歌が良いという肯定的な感想も同じだけ集まっています。
放送済みの範囲については、アニメ公式のSTORYページで第1期1〜24話、第2期25〜36話まで公開されています。通算36話。原作は第253話まで進んでいるので、アニメで描かれているのは物語のまだ前半部分ということになります。
なお第3期については、2026年9月時点で公式サイトのニュース欄に制作決定の告知が見当たりませんでした。今後の発表を待つ段階なので、「制作されない」という意味ではない点だけ補足しておきます。
どこまで読めば自分に合うか分かるか

ここまでの内容を、実際の判断に使える形へ落とし込みましょう。
まず大前提として、この作品は序盤だけで判断すると評価を誤りやすい構造になっています。肯定側のレビューで目立ったのが「1話では微妙だと思ったが、仲間が集まってから面白くなった」という流れでした。
主人公がひとりで旅に出る導入から、仲間が揃って目的が定まるまでに一定の助走があります。つまり1話や1巻で切ると、この作品がいちばん見せたい部分に届かないまま終わるわけですね。
判断の目安としては、パーティが形になって旅の目的が見えてくるところまで。ここまで読んで乗れなければ、おそらく相性の問題です。逆にここで面白くなってきたなら、そのまま最後まで走れるはず。
自分がどちら側かは、下の表でだいたい見当がつきます。
| チェック項目 | 当てはまるなら |
|---|---|
| 仲間が増えて成長していく王道少年漫画が好き | 合う |
| 前作キャラの再登場をファンサービスとして楽しめる | 合う |
| 伏線を推理しながら読むのが好き | 合う |
| 序盤で主人公に乗れなくても数巻は読み進められる | 合う |
| 前作と同じ主人公像・同じ熱量を求めている | 合わない可能性 |
| シリアス一辺倒がよく、コミカルな演出が苦手 | 合わない可能性 |
| パワーインフレ型のバトルが苦手 | 合わない可能性 |
上の4つに多く当てはまるほど、評価が高い層と読み方が近いと考えていいでしょう。
もうひとつ、入口をどちらにするかという選択もあります。アニメは36話ぶんを一気に追えて手軽ですが、声や作画の好みという別の関門が増えるんですよね。漫画なら、そこを通らずにストーリーだけで判断できる。
評判を読んで迷い続けるより、実際に数ページめくってしまうほうが結論は早いです。黙示録の四騎士の試し読みと配信状況を確認すれば、1巻の冒頭がその場で読めます。配信巻数やクーポンの条件は変わるので、詳細は各サービスの最新表示をご確認ください。
他人の星の数は、その人がどこに期待していたかで決まります。自分の期待とズレている人の1点を、自分の1点として受け取る必要はないんですよね。
よくある質問

黙示録の四騎士は本当につまらないのですか?
つまらないという感想は一部にありますが、主要レビューサイトの集計は低評価一色ではありません。2026年9月時点でコミックシーモアは4.2/5(94件)、アニメのFilmarksは第1期3.7・第2期3.8です。一方で誰でも投票できる二択サイトでは否定が多数になっており、媒体によって結果が変わります。
前作『七つの大罪』を読んでいなくても楽しめますか?
公式は前作未読でも楽しめる冒険ファンタジーとして案内しています。個人の感想ブログでも、前作を読んでいなくても読める点を面白い理由に挙げる声がありました。ただ前作キャラの初登場時には説明が入るため、前作を知っているほうがつながりを楽しみやすいのは確かです。
黙示録の四騎士は打ち切りになったのですか?
打ち切りの事実はありません。2026年9月時点で『週刊少年マガジン』に連載中で、最新話は第253話、単行本の最新刊も同月に発売されています。完結や終了の公式告知は確認できませんでした。
アニメと漫画はどちらから入るのがいいですか?
ストーリーの相性だけを見たいなら漫画のほうが判断しやすいです。アニメは声や作画という別の要素が評価に混ざるためです。手軽さを優先するならアニメで、放送済みは通算36話。原作は第253話まで進んでいるので、続きが気になったら漫画へ移る流れになります。
黙示録の四騎士の評価は誰が読むかで変わる

最後に要点をまとめます。
つまらないという声は実在しますが、その中身は「前作と比べた物足りなさ」「主人公への好み」「序盤のテンポ」に集中していました。作品の質そのものへの全否定ではありません。
数字の上でも、買って読んだ人の評価は4点台。1クリックで投票できる場所だけが否定に傾いていました。同じ作品でも、評価する人の集まり方が変われば結果は真逆になるわけですね。
「気持ち悪い」は特定の人物や描写への反応で、作品全体の評価ではありません。「打ち切り」も公式情報とは食い違っていました。
結局のところ、この作品の評価は前作にどれだけ期待を預けているかで決まります。前作と切り離して新しい冒険として読める人ほど満足度が高く、前作の続きとしての完成度を求める人ほど厳しくなる。
他人の評価を集め続けても、自分がどちら側かは分かりません。数ページ読んでみれば10分で答えが出ます。評判に振り回されるより、そのほうがずっと納得できるかなと思います。

