薬屋のひとりごと小説の完結はいつ?最新刊やネタバレも解説

シリーズ累計発行部数4000万部を突破し、アニメも大人気の『薬屋のひとりごと』。
物語が佳境に差し掛かる中、「薬屋のひとりごとの小説は完結したのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
小説 の 全巻 を一気読みしたいけれど、完結がいつ になるのか、ファンの間では様々な 完結 予想 が飛び交っています。
この記事では、小説 の 最新刊 の情報はもちろん、物語の核心に触れる ネタバレ として、壬氏と猫猫がキスしたのは何話なのか、二人の 結婚 は小説で描かれるのか、そして物語の最大の謎である壬氏は誰の子なのか、といった疑問に徹底的に答えます。
さらに、小説家になろう版でのプロポーズ の有無まで、あなたの知りたい情報をすべてまとめました。

- 小説版『薬屋のひとりごと』の完結に関する公式情報とファンの予想がわかる
- 壬氏と猫猫のプロポーズやキスシーンなど恋愛模様の進展がわかる
- 壬氏の出生の秘密など物語の核心に迫るネタバレがわかる
- 小説全巻をお得に読める電子書籍サービスがわかる
薬屋のひとりごと 小説 完結はまだ?
小説の完結はいつ?公式情報を解説

結論から言うと、2025年10月現在、『薬屋のひとりごと』の小説版はまだ完結していません。
原作小説はヒーロー文庫から刊行が続いており、物語は今まさに佳境を迎えています。
作者である日向夏先生は、過去のインタビューで「書籍版の11巻くらいまでのところで、一度けりを付けたつもりで書いていました。
ただ、続いちゃったので、次のエンディングを探っています」と語っています。
(参照:日経クロストレンド)
この発言から、物語が当初の想定を超えて広がっており、作者自身が新たな結末を模索しながら執筆を続けていることがわかります。
そのため、出版社や公式サイトからも「あと何巻で完結」といった具体的なアナウンスは出ていないのが現状です。
Web版と書籍版の関係
『薬屋のひとりごと』は、元々「小説家になろう」というWebサイトで連載が開始されました。
Web版は書籍化にあたり大幅な加筆修正がされており、現在刊行されているヒーロー文庫版が公式の物語とされています。
Web版の更新も不定期ながら続いていますが、物語の正式な結末は書籍版で描かれると考えてよいでしょう。
このように、完結までにはまだ時間がかかると考えられますが、それだけ濃密な物語がこれからも展開されるということでもあります。
公式からの発表を楽しみに待ちましょう。
ファンの小説完結の予想まとめ

公式な完結時期が未定であるため、ファンの間では様々な完結予想が活発に議論されています。特に多く見られるのが「2026年〜2027年頃に完結するのではないか」という説です。
この予想の背景には、いくつかの理由があります。
一つは、これまでの刊行ペースです。ここ数年、おおよそ年に1〜2冊のペースで新刊が発売されています。
物語に残された伏線の量を考えると、あと数巻は必要と見るファンが多く、現在のペースを当てはめると2026年以降になるという計算です。
もう一つの理由は、物語の未回収の伏線です。
残された主な伏線
- 壬氏と猫猫の最終的な関係(結婚の行方)
- 壬氏の皇位継承権の問題と政治的な決着
- 猫猫の出生の秘密と母親の謎
- 子の一族の反乱後の国家情勢
これらの大きな謎をすべて回収するには、相応の巻数が必要になると考えられています。
特に壬氏と猫猫の関係は物語の最大の軸であり、二人がどのような結末を迎えるのか、多くの読者が固唾を飲んで見守っています。
中には「西都編が長かったから、最終章もそれくらいのボリュームになるのでは?」と考えて、20巻以上続くと予想する声もありますね。
いずれにしても、ファンは物語の終わりを寂しく思う一方で、最高の結末を心待ちにしているようです。
小説を全巻読むには?現在の巻数

『薬屋のひとりごと』の原作小説は、2025年10月時点でヒーロー文庫から第16巻まで刊行されています。物語を最初から追いかけたい場合、この16巻をすべて読む必要があります。
全巻を揃えるには、紙の書籍を書店で購入する方法のほかに、電子書籍サービスを利用するのが非常におすすめです。
電子書籍なら、場所を取らずにスマートフォンやタブレットでいつでも手軽に読むことができます。
特に、多くの電子書籍サービスでは、初回登録者向けに非常にお得なクーポンを配布しています。
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例えば、BookLive!のクーポンを利用すれば、全巻を定価よりもかなり安く購入することが可能です。
キャンペーン内容は時期によって変動する可能性があるため、公式サイトで最新情報を確認してから利用するのが良いでしょう。
小説の最新刊の発売日とあらすじ

小説『薬屋のひとりごと』の最新刊である第16巻は、2025年5月30日に発売されました。
15巻まで続いた大きなエピソード「西都編」が終わり、16巻からは新たな展開となる「疱瘡(ほうそう)編」がスタートします。
第16巻のあらすじ
皇帝の手術を無事に終え、猫猫は医官付き官女として平穏な日常を取り戻していました。
しかし、ある村で「水膨れができる奇妙な病」が流行しているという報告が舞い込みます。
猫猫の嫌な予感は的中し、それは感染力と致死率が非常に高い病・疱瘡(天然痘)であることが判明します。
特効薬もなく、感染を食い止める手立ても限られる絶望的な状況。猫猫は薬師としての知識を総動員し、この未曾有の危機に立ち向かうことになります。
これまで後宮や宮廷の人間関係の謎を解いてきた猫猫が、初めて「医学ではどうにもならない社会的なパニック」に直面する、非常に緊迫感のある物語が描かれています。
シナリオ集付きの限定特装版も発売!
16巻は通常版に加えて、アニメ第1期の全シナリオを収録した豪華シナリオ集付きの限定特装版も同時発売されました。
アニメのセリフやト書きがすべて文字で読めるファン必見の一冊となっています。
核心に触れる小説のネタバレ紹介

【注意】ここから先は、物語の核心に触れる重要なネタバレを含みます。
アニメや漫画で物語を追っている方や、自分で読み進めるのを楽しみにしている方はご注意ください。
『薬屋のひとりごと』の小説を読み進めると、物語の根幹を揺るがす数々の真実が明らかになります。ここでは、特に重要なネタバレをいくつか紹介します。
壬氏の出生の秘密
物語最大の謎の一つである壬氏の正体。彼は表向き「皇帝の弟」とされていますが、その真実は「現皇帝とその妃である阿多妃の間に生まれた実の息子」です。
出生直後に、皇太后が産んだ(本来の)皇弟と入れ替えられていたのです。
猫猫の出生と家族関係
猫猫の血縁上の父親は、宮廷で「変人軍師」と名高い漢羅漢(カン・ラカン)です。
そして母親は、緑青館の元妓女・鳳仙(フォンシェン)でした。猫猫は羅漢を父親と認めていませんが、羅漢は娘である猫猫を溺愛しています。
壬氏のプロポーズと二人の関係
壬氏は猫猫に対して、小説7巻で「俺は、おまえを妻にする!」と明確にプロポーズします。
その後、猫猫と結ばれるために「皇位継承権を放棄する」という驚きの決断を下し、その証として自らの体に奴隷の焼き印を刻むという衝撃的な展開が待っています。
これらの事実は、物語の人間関係をより深く、複雑にしています。
ただのミステリーとしてだけでなく、壮大な人間ドラマとして物語を楽しめるのが、小説版の大きな魅力と言えるでしょう。
薬屋のひとりごと 小説 完結までの謎
物語の鍵となる壬氏は誰の子?

前述の通り、『薬屋のひとりごと』の物語における最大の謎の一つが壬氏の出自であり、その答えは「現皇帝と阿多妃(アードゥオひ)の息子」です。
では、なぜ彼は「皇帝の弟」として育てられることになったのでしょうか。そこには、後宮の複雑な事情が絡んでいます。
赤子の入れ替え事件の真相
現皇帝がまだ東宮(皇太子)だった頃、妃である阿多妃と、先帝の妃であった皇太后がほぼ同時期に出産しました。
阿多妃が先に男児(後の壬氏)を出産します。
その後、皇太后も男児(本来の皇弟)を出産しますが、この赤子は侍女が与えた蜂蜜が原因で、乳児ボツリヌス症により亡くなってしまいます。
世継ぎを巡る混乱を避けるためか、あるいは別の思惑があったのか、亡くなった「皇太后の子」と、生きていた「阿多妃の子」が秘密裏に入れ替えられました。
この結果、阿多妃の息子(壬氏)は「皇帝の弟・華瑞月」として、そして亡くなった皇太后の息子は「乳児期に死亡した阿多妃の息子」として歴史が記録されることになったのです。
この衝撃的な事実は、物語が進む中で阿多妃自身の口から猫猫に語られます。猫猫も、壬氏と阿多妃の顔立ちが似ていることなどから、薄々真相に気づいていました。
この秘密が、壬氏の苦悩や猫猫との関係に深い影響を与えていくことになります。
小説家になろう版にプロポーズはある?

結論として、「小説家になろう」で連載されているWeb版には、書籍版のような明確なプロポーズのシーンは存在しません。
書籍版の小説7巻で描かれた、壬氏が猫猫の手を取り「俺は、おまえを妻にする!」と力強く宣言する象徴的な場面は、書籍化にあたって加筆されたオリジナル展開なのです。
Web版と書籍版には、このような違いがいくつか存在します。
Web版
物語の原型であり、いわば「下書き」に近い存在。ストーリーの大筋は同じですが、描写が簡潔であったり、一部のエピソードが異なったりします。
書籍版
Web版を元に、作者の日向夏先生が大幅に加筆・修正を行った「完成品」。キャラクターの心理描写がより深掘りされ、新しいエピソードや書籍版ならではの展開が追加されています。
プロポーズシーンは、壬氏の猫猫への想いが決定的な形となる、まさに物語のハイライトです。
このシーンがあるかないかで、二人の関係性の印象も大きく変わりますよね。書籍版を読むことで、よりドラマチックな展開を楽しめるというわけです。
そのため、壬氏と猫猫の恋愛模様を深く楽しみたいのであれば、Web版だけでなく、加筆修正された書籍版を読むことを強くおすすめします。
二人の結婚は小説で描かれている?

壬氏からの明確なプロポーズがあったことで、次に気になるのは「二人は結婚するのか?」という点でしょう。2025年10月現在、小説最新刊の16巻までで、二人の結婚式シーンはまだ描かれていません。
しかし、物語の展開から、二人が最終的に結ばれることはほぼ確定路線と言えます。
その最大の根拠が、プロポーズ後の壬氏の驚くべき行動です。
皇位継承権の放棄と奴隷の焼き印
壬氏は、花街育ちで身分の低い猫猫と結婚するために、皇族という最大の特権である「皇位継承権」を放棄する決意を固めます。
そして、その覚悟を皇帝と玉葉妃に示すため、自らの体に「玉葉妃に仕える奴隷」を意味する焼き印を刻むのです。
これは、壬氏が国の頂点に立つことよりも、猫猫という一人の女性を選ぶという、究極の愛の証明です。
この行動により、二人の結婚を阻む最大の障害であった「身分の差」と「政治的な立場」が、ある意味で取り払われることになります。
このように、結婚式自体はまだですが、二人の魂はすでに固く結ばれていると言っても過言ではありません。
今後の巻で、二人がどのような形で正式な夫婦となるのか、その描写が今から楽しみでなりません。
壬氏と猫猫がキスしたのは何話?

壬氏と猫猫の間には、読者をときめかせるキスシーンが複数回描かれています。中でも特に重要で、二人の関係の転換点となったキスシーンは主に2つあります。
最初のキス:小説5巻 終話「嫉妬からの強引なキス」
最初の直接的なキスは、小説5巻の終話で描かれます。壬氏の妃候補を選ぶ園遊会で、猫猫が別の男性と楽しげに踊る姿を見た壬氏は、激しい嫉妬に駆られます。
そして、猫猫を別室に連れ出し、長椅子に押し倒すようにして強引にキスをするのです。
これは、壬氏が猫猫を「一人の女性」として強く意識していることが爆発した瞬間でした。
ただ、花街育ちの猫猫は巧みなテクニックで応戦し、壬氏をたじろがせるという面白い展開も見どころです。
両思いの確定:小説12巻 終話「猫猫からの優しいキス」
二人の関係が決定的に変わるのが、小説12巻の終話です。
疲れ果てて眠ってしまった壬氏の寝顔を見つめながら、猫猫は愛おしむように、そっと彼の唇に口づけをします。
これは作中で初めて猫猫から能動的に行われたキスであり、彼女の壬氏への想いが本物であることを示す感動的なシーンです。
その他のキスシーン
この他にも、滝に落ちた猫猫を助けるための「人工呼吸」や、壬氏が猫猫の指に口づけをする「間接キス」など、ドキッとする場面が随所に散りばめられています。
二人の距離が少しずつ縮まっていく過程が丁寧に描かれているのも、小説版の魅力です。
薬屋のひとりごと小説完結はいつかを総括

最後に、この記事で解説してきた「薬屋のひとりごとの小説完結」に関する情報をまとめます。
- 『薬屋のひとりごと』小説版は2025年10月時点で未完結
- 作者は現在「次のエンディングを探っている」と発言している
- ファンの間では2026年から2027年頃の完結が有力と予想されている
- 原作小説はヒーロー文庫から現在16巻まで刊行されている
- 最新刊16巻では新章「疱瘡編」が始まり、新たな展開を迎えている
- 物語の鍵を握る壬氏の正体は、現皇帝と阿多妃の息子である
- 彼は出生時に皇太后の子と入れ替えられたという複雑な過去を持つ
- 猫猫の父親は「変人軍師」として知られる漢羅漢
- 壬氏は小説7巻で猫猫に「おまえを妻にする」と明確にプロポーズしている
- このプロポーズシーンは書籍版オリジナルの展開で、なろう版にはない
- 壬氏は猫猫と結ばれるため、皇位継承権を放棄する覚悟を決めている
- 二人の結婚式はまだ描かれていないが、結ばれるのは確実視されている
- 壬氏から猫猫への最初のキスは、嫉妬心からきた小説5巻の出来事
- 猫猫からのキスは小説12巻で描かれ、二人の両思いが確定した
- 物語の核心や二人の恋愛模様を深く知るには、小説版を読むのが最もおすすめ


